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【NBA】ブッカーが62得点と爆発も、サンズはペイサーズに敗れ連勝が7でストップ。渡邊雄太は出番なし<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.01.27

62得点を叩き出したブッカーだが、チームを勝利に導くことはできなかった。(C)Getty Images

 現地時間1月26日(日本時間27日)、フェニックス・サンズは敵地ゲインブリッジ・フィールドハウスでインディアナ・ペイサーズと対戦。131-133で敗れ、今季成績をウエスタン・カンファレンス7位の26勝19敗(勝率57.8%)とした。

 両チームは今月21日にも対戦し、この時は117-110でサンズが勝利。サンズのスターターはそのゲームと同じくデビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、ケビン・デュラント、ユスフ・ヌルキッチの5人、ペイサーズはアンドリュー・ネムハード、バディ・ヒールド、アーロン・ネスミス、パスカル・シアカム、マイルズ・ターナーがスターティングラインナップに並んだ。

 ハイスコアリングゲームとなったこの試合、サンズは前半から80点を奪ったが、その原動力となったのはブッカーだ。19日のニューオリンズ・ペリカンズ戦で52得点、ダラス・マーベリックスとの前の試合でも46得点を叩き出していたスコアラーは、この日も第1クォーターだけで29得点とエンジン全開。頼れる生え抜きエースに導かれ、チームも常に10点前後のリードを保って試合を折り返した。

 第3クォーター序盤にはブッカーの肘がネスミスの股間付近にヒット、その直後にはターナーの肘がビールの鼻に直撃し流血するなど荒れた展開に。そんな状況下でペイサーズはシアカムを中心に一時3点差まで迫るも、そのたびにブッカーが相手を突き放し流れを引き寄せる。
 
 しかし粘るペイサーズは第4クォーター、徐々に点差を詰めると残り1分にネムハードのジャンパーでタイスコアに。その後ブッカーのプルアップでリードを許すも、再びネムハードの得点で同点、さらに残り3.4秒でオビ・トッピンがプットバックを決めて勝ち越し。最後は逆転を狙ったブッカーの3ポイントが外れ、ペイサーズが接戦を勝ち切った。

 サンズはブッカーが今季最多62得点を叩き出したものの、勝利には届かず。ペイサーズはシアカムが31得点、ネスミスとネムハードが22得点、ベンチからジェイレン・スミスが13得点に10リバウンド、決勝点を決めたトッピンが23得点に11リバウンドを奪った。

 マーベリックスとの前戦では久々に前半から起用された渡邊雄太だが、この日は出番なし。1月はここまで13試合中5試合の出場にとどまるなど、依然としてローテーションから外れる苦境が続いている。

 連勝が7でストップしたサンズ。次戦は中1日空いて28日、敵地アムウェイ・センターでオーランド・マジックとのゲームが組まれている。再び連勝をスタートすることができるか、また渡邊に出場機会は訪れるのか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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