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「死の組を勝ち抜いた!」カナダとの大一番を制してパリ五輪行きを決めた女子バスケ日本代表に韓国メディアも脱帽!「五輪銀メダルの誇りをみせつけた」

THE DIGEST編集部

2024.02.12

パリ行きを決めた女子バスケ日本代表。(左から)馬瓜エブリン、山本麻衣、馬瓜ステファニーの笑顔が弾ける。(C)FIBA

 苦しみ抜いた末に掴んだ3大会連続切符だ。

 現地2月11日、ハンガリーのショプロンで開催された「FIBA女子オリンピック世界最終予選(WOQT)」の第3戦で、世界ランキング9位の日本は同5位のカナダと対戦。勝てば3大会連続の五輪出場が決まる大一番を86-82でモノにした。
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 初戦で強豪スペイン(同4位)を撃破したものの、続く第2戦で地元の大声援を受けるハンガリー(同19位)にまさかの黒星。グループの4チームがすべて1勝1敗で並び、迎えた最終戦だった。カナダに負ければ第2試合のスペインvsハンガリー戦でハンガリーが勝たなければ敗退が決まっていただけに、まさに綱渡りのパリ行き確定。タイムアップの瞬間は選手やスタッフがコートになだれ込み、歓喜を爆発させた。
 
 そんな"アカツキジャパン"の戦いを興味深くレポートしたのが韓国の専門メディア『ジャンプボール』だ。「日本は東京五輪銀メダルの誇りをみせつけた。最後の強豪カナダとの一戦に競り勝ち、パリ五輪出場を決めたのだ」と銘打ち、「まさに死の組と呼ぶに相応しい状況下。見事に勝ち抜いて、東京五輪で世界を驚かせた勝負強さをあらためて証明した。FIBA(国際バスケットボール連盟)も『今大会の日本は浮き沈みがあったが、ハンガリー戦の衝撃的な敗戦によるプレッシャーを跳ねのけて出場権を勝ち取った』と称えている」と伝えた。

 昨夏のワールドカップでは男子代表がパリ行きを決めた。日本バスケットボール代表が男女揃って予選を突破し五輪本大会にエントリーするのは、1976年のモントリオール大会以来、実に48年ぶりの快挙となる。

構成●THE DIGEST編集部

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