ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、現地時間2月10日(日本時間11日)に本拠地チェイス・センターで行なわれたフェニックス・サンズ戦で、昨年12月に無期限の出場停止処分を受ける発端となったユスフ・ヌルキッチと初めて対戦した。
現役屈指の“暴れん坊”であるグリーンのキャリア通算退場回数は18回。暴挙は枚挙に暇がなく、2016年のオクラホマシティ・サンダーとのカンファレンス決勝でスティーブン・アダムズ(現ヒューストン・ロケッツ)の股間を蹴った一件に始まり、同年のNBAファイナルでレブロン・ジェームズ(当時クリーブランド・キャバリアーズ/現ロサンゼルス・レイカーズ)の股間付近を叩き、累積によるペナルティで出場停止処分を受けたのは有名な話だ。
17年10月のワシントン・ウィザーズ戦ではブラッドリー・ビール(現サンズ)とリバウンドのポジション争いから掴み合いのままコートに引き倒し、22年10月には当時同僚だったジョーダン・プール(現ワシントン・ウィザーズ)と練習中に衝突して殴り合いの喧嘩に発展。
さらに昨プレーオフ1回戦の第2戦でサクラメント・キングスのドマンタス・サボニスへの報復行為で腹部を踏みつけたほか、今季のミネソタ・ティンバーウルブズ戦ではルディ・ゴベアに見舞ったヘッドロックが問題視され、5試合の出場停止処分を喰らった。
そして、12月12日のサンズ戦でポジション争いをしていたヌルキッチの顔を殴打してフレイグラントファウル2で退場処分となり、リーグから無期限の出場停止処分が科されるなど大きな反響を呼んだ。
約2か月ぶりの“再戦”で両者は激しくマッチアップし、お互いに睨み合う場面も。試合後にはヌルキッチが「結局、彼は何も学んでいない。また誰かを殴るのも時間の問題だ」と語れば、グリーンも「あれでは良いディフェンダーにはなれない。俺より30kg近く体重があるのにゴール下への侵入を許した。もっと注意して守らないといけない」と応戦した。
元NBA選手のギルバート・アリナスは、自身がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、何かと矢面に立つグリーンに関して「彼がゲームにもたらすものは、多くのスターが嫌うものだ」と言及。
そのうえで、「彼は人を苛立たせるコツを得ている。それで生計を立ててきたし、結果も出してきた。彼はチャンピオンに4回輝き、最優秀守備選手にもなった。個人としてあらゆる称賛を受けている。(殿堂入り選手の)デニス・ロッドマンも同様のことをやっていた」と、グリーンを偉大な存在にしている“隠れたスキル”について持論を展開していた。
構成●ダンクシュート編集部
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17年10月のワシントン・ウィザーズ戦ではブラッドリー・ビール(現サンズ)とリバウンドのポジション争いから掴み合いのままコートに引き倒し、22年10月には当時同僚だったジョーダン・プール(現ワシントン・ウィザーズ)と練習中に衝突して殴り合いの喧嘩に発展。
さらに昨プレーオフ1回戦の第2戦でサクラメント・キングスのドマンタス・サボニスへの報復行為で腹部を踏みつけたほか、今季のミネソタ・ティンバーウルブズ戦ではルディ・ゴベアに見舞ったヘッドロックが問題視され、5試合の出場停止処分を喰らった。
そして、12月12日のサンズ戦でポジション争いをしていたヌルキッチの顔を殴打してフレイグラントファウル2で退場処分となり、リーグから無期限の出場停止処分が科されるなど大きな反響を呼んだ。
約2か月ぶりの“再戦”で両者は激しくマッチアップし、お互いに睨み合う場面も。試合後にはヌルキッチが「結局、彼は何も学んでいない。また誰かを殴るのも時間の問題だ」と語れば、グリーンも「あれでは良いディフェンダーにはなれない。俺より30kg近く体重があるのにゴール下への侵入を許した。もっと注意して守らないといけない」と応戦した。
元NBA選手のギルバート・アリナスは、自身がホスト役を務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』で、何かと矢面に立つグリーンに関して「彼がゲームにもたらすものは、多くのスターが嫌うものだ」と言及。
そのうえで、「彼は人を苛立たせるコツを得ている。それで生計を立ててきたし、結果も出してきた。彼はチャンピオンに4回輝き、最優秀守備選手にもなった。個人としてあらゆる称賛を受けている。(殿堂入り選手の)デニス・ロッドマンも同様のことをやっていた」と、グリーンを偉大な存在にしている“隠れたスキル”について持論を展開していた。
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