名門ロサンゼルス・レイカーズでまさに今、主軸の一角になりつつある八村塁。今季前半戦は主にベンチから出場してレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスらをサポートする役割を務めてきたが、現在は9試合連続で先発に起用されるなど存在感を高めている。
八村はここまで59試合中45試合(先発16試合)に出場。チーム5位の平均12.0点に、3.8リバウンド、1.0アシストというスタッツの中で、際立つのがシュート成功率の高さだ。
3ポイント(3P)成功率はディアンジェロ・ラッセルに次ぐチーム2位の41.4%(58/140)、2ポイントと3ポイントを合わせたフィールドゴール(FG)成功率は、レブロンとデイビスに次ぐ3位の51.6%(207/401)を記録している。(※いずれも平均出場時間20分以下の選手は除く)
さらに、チームが4勝2敗と波に乗った直近6試合に限れば、3P成功率56.0%(14/25)、FG成功率62.9%(44/70)と数字は跳ね上がる。2月14日のユタ・ジャズ戦では自己最多となる6本の長距離砲を沈め、キャリアハイを更新する36得点を叩き出した。
その試合の活躍もあって、3P成功率の規定到達も間近に迫っている。
同成功率の規定は、チームの試合数につき1本の成功が条件(=シーズン終了時点で82本成功)。レイカーズは現在59試合を消化しており、前半戦は故障欠場も多かった八村の成功数は1本少ない58本。つまり次の60試合目で2本以上の3ポイントを成功すれば、リーグの公式ランキング入りを果たすことになる。
3P成功率で現在リーグのトップに立つのは、フェニックス・サンズのグレイソン・アレンで48.6%(134/276)。八村の41.4%はロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンと同率で28位に相当する。
なお、規定を上回ったうえで、FG成功率50%以上と3P成功率40%以上をともにクリアしているのは、現時点でケビン・デュラント(サンズ)やレブロンなど、リーグ内に11人しか存在しない。
現在のペースを維持すれば、この“エリートクラス”に八村が加わることも十分に可能。残り23試合、名門が昨季に続くプレーオフ進出を果たせるかは、“日本の至宝”のシューティングにかかっている。
■FG成功率50%・3P成功率40%をクリアしている選手
※現地2月27日時点。選手の並びは3ポイント成功率のランキング(カッコ内の数字)順。
グレイソン・アレン(サンズ)/FG50.8%・3P48.6%(1)
ジェイレン・ウィリアムズ(サンダー)/FG54.4%・3P45.4%(3)
アーロン・ネスミス(ペイサーズ)/FG51.9%・3P45.2%(4)
カワイ・レナード(クリッパーズ)/FG52.8%・3P44.2%(9)
カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ)/FG51.4%・3P43.5%(10)
ハーバート・ジョーンズ(ペリカンズ)/FG51.0%・3P43.0%(12)
ケビン・デュラント(サンズ)/FG53.0%・3P42.3%(18)
ケイソン・ウォーレス(サンダー)/FG50.7%・3P41.6%(26)
デニ・アブディヤ(ウィザーズ)/FG51.3%・3P40.4%(39)
チェット・ホルムグレン(サンダー)/FG54.2%・3P40.1%(44)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)/FG52.4%・3P40.1%(45)
構成●ダンクシュート編集部
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八村はここまで59試合中45試合(先発16試合)に出場。チーム5位の平均12.0点に、3.8リバウンド、1.0アシストというスタッツの中で、際立つのがシュート成功率の高さだ。
3ポイント(3P)成功率はディアンジェロ・ラッセルに次ぐチーム2位の41.4%(58/140)、2ポイントと3ポイントを合わせたフィールドゴール(FG)成功率は、レブロンとデイビスに次ぐ3位の51.6%(207/401)を記録している。(※いずれも平均出場時間20分以下の選手は除く)
さらに、チームが4勝2敗と波に乗った直近6試合に限れば、3P成功率56.0%(14/25)、FG成功率62.9%(44/70)と数字は跳ね上がる。2月14日のユタ・ジャズ戦では自己最多となる6本の長距離砲を沈め、キャリアハイを更新する36得点を叩き出した。
その試合の活躍もあって、3P成功率の規定到達も間近に迫っている。
同成功率の規定は、チームの試合数につき1本の成功が条件(=シーズン終了時点で82本成功)。レイカーズは現在59試合を消化しており、前半戦は故障欠場も多かった八村の成功数は1本少ない58本。つまり次の60試合目で2本以上の3ポイントを成功すれば、リーグの公式ランキング入りを果たすことになる。
3P成功率で現在リーグのトップに立つのは、フェニックス・サンズのグレイソン・アレンで48.6%(134/276)。八村の41.4%はロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンと同率で28位に相当する。
なお、規定を上回ったうえで、FG成功率50%以上と3P成功率40%以上をともにクリアしているのは、現時点でケビン・デュラント(サンズ)やレブロンなど、リーグ内に11人しか存在しない。
現在のペースを維持すれば、この“エリートクラス”に八村が加わることも十分に可能。残り23試合、名門が昨季に続くプレーオフ進出を果たせるかは、“日本の至宝”のシューティングにかかっている。
■FG成功率50%・3P成功率40%をクリアしている選手
※現地2月27日時点。選手の並びは3ポイント成功率のランキング(カッコ内の数字)順。
グレイソン・アレン(サンズ)/FG50.8%・3P48.6%(1)
ジェイレン・ウィリアムズ(サンダー)/FG54.4%・3P45.4%(3)
アーロン・ネスミス(ペイサーズ)/FG51.9%・3P45.2%(4)
カワイ・レナード(クリッパーズ)/FG52.8%・3P44.2%(9)
カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ)/FG51.4%・3P43.5%(10)
ハーバート・ジョーンズ(ペリカンズ)/FG51.0%・3P43.0%(12)
ケビン・デュラント(サンズ)/FG53.0%・3P42.3%(18)
ケイソン・ウォーレス(サンダー)/FG50.7%・3P41.6%(26)
デニ・アブディヤ(ウィザーズ)/FG51.3%・3P40.4%(39)
チェット・ホルムグレン(サンダー)/FG54.2%・3P40.1%(44)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)/FG52.4%・3P40.1%(45)
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