専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

レブロン、前人未到の通算4万得点まで残り「9」点!昨季王者ナゲッツを迎える次戦での突破が濃厚に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.03.01

キャリア21年目、39歳となったレブロンだが、今季も支配力は健在。平均25.3点をあげており、次戦には通算4万点達成が見られそうだ。(C)Getty Images

キャリア21年目、39歳となったレブロンだが、今季も支配力は健在。平均25.3点をあげており、次戦には通算4万点達成が見られそうだ。(C)Getty Images

 “前人未到”の大記録達成が間近に迫ってきた。

 ロサンゼルス・レイカーズを牽引するレブロン・ジェームズは、昨年2月にカリーム・アブドゥル・ジャバー(3万8387点)を超えてNBAの通算得点ランキングでトップに立つと、その後も活躍を続け、39歳となった今季は現地2月29日時点で3万9991点まで到達。次戦にはNBA史上初となる通算4万点の瞬間が見られそうだ。

 レブロンは2月のオールスター前後の2試合を足首のコンディション不良で欠場したものの、続く4試合で計123得点(平均30.8点)を奪取。特に2夜連続の試合となった28日と29日の連戦では、いずれも勝利に導く終盤の爆発で“キング健在”を世に知らしめた。

 28日のロサンゼルス・クリッパーズ戦は、第4クォーター開始直後に最大21点ビハインドを背負う絶体絶命の状況から、約6分半の間に3ポイント5本を含む19得点を荒稼ぎ。1人で相手のラスト12分間の総得点(16)を上回り、大逆転勝利に導いた。

 この試合で34得点をあげ、通算4万点まで残り40点として迎えた29日のワシントン・ウィザーズ戦では、前半に15得点と“通常通り”の働き。格下相手に終盤まで苦戦を強いられた展開のなか、第4クォーターにチーム最多の8得点、延長戦でも最多の4点を追加し、計31得点をあげて連勝の立役者となっている。
 
 これで4万点の大台までは残り9点。レブロンはキャリア4年目の2007年1月6日から現在にかけて史上最長の1204試合連続(※レギュラーシーズン限定)で2桁得点をあげ続けており、次の試合での達成はほぼ確実とみられる。

 レイカーズは3月10日までホーム6連戦が続く。気になる次の対戦チームは、現役最強ビッグマン、ニコラ・ヨキッチを擁する昨季王者デンバー・ナゲッツ。節目の試合としてはこれ以上ない相手だ。

 2018年1月の通算3万点達成時(対サンアントニオ・スパーズ)や、昨年2月のジャバー超えの一戦(対オクラホマシティ・サンダー)など、メモリアルな試合ではなかなか勝てていないレブロンだが、全世界注目の次戦(日本時間3日)、勝利で自身の大記録を飾れるか。

■NBA通算得点ランキング
※現地2月29日時点。プレーオフを除くレギュラーシーズンの記録

1位:レブロン・ジェームズ/3万9991点
2位:カリーム・アブドゥル・ジャバー/3万8387点
3位:カール・マローン/3万6928点
4位:コビー・ブライアント/3万3643点
5位:マイケル・ジョーダン/3万2292点
6位:ダーク・ノビツキー/3万1560点
7位:ウィルト・チェンバレン/3万1419点
8位:シャキール・オニール/2万8596点
9位:ケビン・デュラント/2万8342点
10位:カーメロ・アンソニー/2万8289点

構成●ダンクシュート編集部

“ゾーン”に入り劇的勝利を演出したレブロン、球団21年ぶり&キャリア最大の4Q逆転劇に「ゲームは“ダブルゼロ”が灯るまで終わらない」<DUNKSHOOT>

【NBA】八村塁が逆転の3ポイント含む17得点!“キング”レブロンに導かれたレイカーズが最大21点差を跳ね除けLA対決を制す<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号