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【NBA】八村塁が気迫の29得点!同地区キングスに敗戦もFG成功率76.5%、3P成功率60%でレイカーズの牽引車に<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.03.07

八村は今季自身2番目に高い29得点を奪取。第4Qにはチームトップの11得点と気を吐いた。(C)Getty Images

八村は今季自身2番目に高い29得点を奪取。第4Qにはチームトップの11得点と気を吐いた。(C)Getty Images

 現地時間3月6日、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでサクラメント・キングスと対戦し、120-130で敗戦。14試合連続の先発出場を果たした八村塁は29得点、2リバウンド、2スティール、1ブロックの活躍を見せた。

 試合前の時点で34勝26敗でウエスタン・カンファレンス7位のキングスに対し、1.5ゲーム差の34勝29敗で9位と迫るレイカーズ。先発は7試合連続でディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブスに八村、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの5人が並んだ。

 立ち上がり、レイカーズはテンポよく得点を重ね、開始4分強で16-7とリード。先発で唯一得点のなかった八村もタイムアウト明けにデイビスとのハイ&ローからネットを揺らし、勢いに乗る。第1クォーター残り4分32秒に右コーナーから3ポイントを沈めると、直後にはスティールからのワンマン速攻で豪快ダンクを叩き込み、観客を総立ちにさせた。

 だが37-28で迎えた第2クォーターは一転、キングスが猛攻を仕掛ける。シックスマンのマリーク・モンクの12得点などでみるみる点差を詰めると、残り5分54秒に逆転。八村は再びデイビスとの連携から左手ダンクを叩き込むも、レイカーズは同クォーター残り7分半から2分半にかけてこの2点のみ、その間21点を奪われるなど守備が崩壊。57-72と15点ビハインドで折り返しとなった。
 
 後半、レイカーズは早々の5連続失点で20点差をつけられるなか、八村がこの日2本目の3ポイントを決めて反撃の機運を作る。その後は13点差まで詰め寄ると、キングスがディアロン・フォックスの10連続得点、レイカーズがレブロンを中心に10-0のランと流れの取り合いが続き、92-104の12点差で第4クォーターへ。

 しかしここでも先手を取られたレイカーズは、開始4分足らずで21点差をつけられて終戦。残り3分56秒にはレブロンがロッカールームへ下がる非常事態もあったなか、八村が11得点と意地を見せたが、最後まで点差を縮めることはできなかった。

 チームトップは31得点、13アシストをあげたレブロン。リーブスが18得点、デイビスが14得点、11リバウンド、ラッセルが10得点を記録したが、相手のフォックスに自己最多タイの44得点、ドマンタス・サボニスにトリプルダブル(16得点、20リバウンド、12アシスト)、モンクに26得点を許すなど、守備では大きな課題を残した。

 そのなかで、八村はレブロンに次ぐ29得点と大健闘。32分39秒間の出場でフィールドゴール成功率76.5%(13/17)、3ポイント成功率60%(3/5)と効果的にシュートを沈め、特に終盤は苦しむチームの牽引役となった。

 34勝30敗でウエスト10位に後退したレイカーズは、ホーム6連戦の残り2戦、8日(日本時間9日)にイースト2位のミルウォーキー・バックス、10日(同11日)にウエスト首位のミネソタ・ティンバーウルブズを迎える。強敵続きのスケジュールを、連勝で締めくくれるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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