殿堂入り選手のアレン・アイバーソンは現役時代、歴代28位の通算2万4368得点を誇るスコアリングマシンとして鳴らした。最近では、「(今の時代なら平均)43点取れる」と豪語して話題を呼んだが、現役時代に対戦した経験を持つギルバート・アリナスも、その意見に同意している。
身長183cmの"史上最も小さな得点王"は今年2月下旬、シャキール・オニールがホストを務めるポッドキャスト『The Big Podcast with Shaq』に出演した際、「今なら平均何点取れる?」と尋ねられると、「コビー(ブライアント)が平均35点をあげた年に、俺はスコアリングタイトルを奪われた。俺は平均33点だった。もし俺がワイドオープンな今の時代でプレーしたとしたら、当時で33点だから43点までは上がるだろう。(平均)10点の上積みだ」と自信を覗かせていた。
そのコビーが平均35.4点をあげた2005-06シーズン、アイバーソン(33.0点)、レブロン・ジェームズ(31.4点/現ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐリーグ4位の平均29.3点を記録したアリナスは、米スポーツキャスターのダン・パトリック氏が司会を務めるポッドキャスト番組『The Dan Patrick Show』に出演すると、今のNBAでプレーした場合、「スペシャルな選手の1人」であるアイバーソンは止められないだろうとの見解を示した。
「全盛期のアイバーソンに対しては、フロアにいた全員が彼を止めようとしていた。ボックスとエルボーの守備を固めていたけど、彼は体重160ポンド(約72.5kg)しかない。今のリーグにはそんな選手は存在しない。速くてクイックネスがあり、160ポンドの男がフルスピードでレーンを突破してくるんだ」
アリナスがアイバーソンの凄さを語るうえで引き合いに出したのが、ラッセル・ウエストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)の2人だ。
「アイバーソンは、ウエストブルックのようなメンタリティを持っていて、50点を取ろうとしていた。ルカ(ドンチッチ)と(ニコラ)ヨキッチが試合に出た時の違いは、50点を取ろうとはしてないことだ。プレーの仕方次第で取ることは可能だけど、そうしようとはしていない。アイバーソンは160ポンドでウエストブルックとヤニスをミックスしたようなものだ」
オフェンス側に有利なルールが採用され、よりオープンな展開で試合が繰り広げられる現代のバスケットボールで、アイバーソンが何点取れるのか。その答えが出ることはないが、当時より数字を伸ばしたとしても不思議はないだろう。
構成●ダンクシュート編集部
名手アイバーソンは現代なら30点超えは朝飯前?ナゲッツ時代の同僚は「平均45点は取るだろう」<DUNKSHOOT>
元得点王のアイバーソンは現代で無双できる?本人は「当時で33点だから43点までは上がるだろう」と自信<DUNKSHOOT>
身長183cmの"史上最も小さな得点王"は今年2月下旬、シャキール・オニールがホストを務めるポッドキャスト『The Big Podcast with Shaq』に出演した際、「今なら平均何点取れる?」と尋ねられると、「コビー(ブライアント)が平均35点をあげた年に、俺はスコアリングタイトルを奪われた。俺は平均33点だった。もし俺がワイドオープンな今の時代でプレーしたとしたら、当時で33点だから43点までは上がるだろう。(平均)10点の上積みだ」と自信を覗かせていた。
そのコビーが平均35.4点をあげた2005-06シーズン、アイバーソン(33.0点)、レブロン・ジェームズ(31.4点/現ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐリーグ4位の平均29.3点を記録したアリナスは、米スポーツキャスターのダン・パトリック氏が司会を務めるポッドキャスト番組『The Dan Patrick Show』に出演すると、今のNBAでプレーした場合、「スペシャルな選手の1人」であるアイバーソンは止められないだろうとの見解を示した。
「全盛期のアイバーソンに対しては、フロアにいた全員が彼を止めようとしていた。ボックスとエルボーの守備を固めていたけど、彼は体重160ポンド(約72.5kg)しかない。今のリーグにはそんな選手は存在しない。速くてクイックネスがあり、160ポンドの男がフルスピードでレーンを突破してくるんだ」
アリナスがアイバーソンの凄さを語るうえで引き合いに出したのが、ラッセル・ウエストブルック(ロサンゼルス・クリッパーズ)とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)の2人だ。
「アイバーソンは、ウエストブルックのようなメンタリティを持っていて、50点を取ろうとしていた。ルカ(ドンチッチ)と(ニコラ)ヨキッチが試合に出た時の違いは、50点を取ろうとはしてないことだ。プレーの仕方次第で取ることは可能だけど、そうしようとはしていない。アイバーソンは160ポンドでウエストブルックとヤニスをミックスしたようなものだ」
オフェンス側に有利なルールが採用され、よりオープンな展開で試合が繰り広げられる現代のバスケットボールで、アイバーソンが何点取れるのか。その答えが出ることはないが、当時より数字を伸ばしたとしても不思議はないだろう。
構成●ダンクシュート編集部
名手アイバーソンは現代なら30点超えは朝飯前?ナゲッツ時代の同僚は「平均45点は取るだろう」<DUNKSHOOT>
元得点王のアイバーソンは現代で無双できる?本人は「当時で33点だから43点までは上がるだろう」と自信<DUNKSHOOT>
関連記事
- 名手アイバーソンは現代なら30点超えは朝飯前?ナゲッツ時代の同僚は「平均45点は取るだろう」<DUNKSHOOT>
- 元得点王のアイバーソンは現代で無双できる?本人は「当時で33点だから43点までは上がるだろう」と自信<DUNKSHOOT>
- アイバーソンがコンビを組みたい現役選手はドンチッチ!「非常に危険なコンビになるだろう」<DUNKSHOOT>
- 「ジョーダン、コビー、アイバーソンは相手を血祭りにあげるつもりで戦う」アリナスがレジェンドとレブロンの違いを語る<DUNKSHOOT>
- “伝説”チェンバレン超えのエンビードをはじめ、テイタム、アービングらが球団記録を保持【NBA球団別得点ランキングPart.2】<DUNKSHOOT>