ソーシャルメディアの発展により、近年はNBA選手がポッドキャスト番組を持って発信する機会が増え続けている。
その発端がJJ・レディック(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)の『The Old Man and the Three』だ。シューターとしてNBAで15シーズンをプレーしてきた男は、現役時代からポッドキャスト番組で発信を続けてきた。
現在ではゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンによる『The Draymond Green Show』、クリッパーズのポール・ジョージがホスト役を務める『Podcast P with Paul George』、さらにレジェンドのユドニス・ハズレム、マイク・ミラーによる『The Ogs』、ケビン・ガーネットとポール・ピアースの『KG Certified』など、複数の番組がある。
そして今回、バスケットボール界の超大物がポッドキャスト界に進出することが発表された。3月18日(日本時間19日、日付は以下同)に米スポーツ専門メディア『The Athletic』に公開された記事で、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、ビジネスパートナーのマーベリック・カーター、レディックとチームを組むことが明らかとなった。
現役引退後、米スポーツ専門局『ESPN』でアナリスト、同メディアでNBAファイナルの放送チームにも名を連ねるレディックは、電話インタビューで次のように語っている。
「スポーツや(バスケットボールの)ゲームについて、すごく自由に語り合うものになる。至って単純な方法で、バスケットボールについて話していくものなんだ」
『Mind the Game』(マインド・ザ・ゲーム)と題された番組は、現時点ではスポンサーを入れず、レブロンとレディックによって“可能な限り本質的な”バスケットボールに関するトークを繰り広げていく。番組初回は火曜日(日本時間の水曜日)に公開され、YouTubeやポッドキャストのプラットフォームで視聴可能。1エピソードは45~60分、毎週更新予定で、ゲスト出演もあるとレディックは語っていた。
「スポーツメディアで自分たちがやってきたことを導入することを本当に誇らしく思う。俺がプロジェクトをするうえで、考えているのは自分と友人たちが観てくれるかどうかだった。それがこの“Mind the Game”になることは間違いないね」
レブロンはポッドキャスト界への進出について『The Athletic』にそう声明文を出しており、新たなチャレンジをスタートさせる。
現役時代からコミュニケーション能力に長けていたレディックは、クリッパーズ時代にクリス・ポール(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズでジョエル・エンビード、ニューオリンズ・ペリカンズでザイオン・ウィリアムソン、ダラス・マーベリックスではルカ・ドンチッチといったスター選手とプレーした実績がある。
そしてレブロンは引退後のバスケットボール殿堂入りが確実なスーパースター。現役最年長の39歳ながら、歴代最高級のバスケIQを誇り、今もなおトップレベルで活躍を続けている。
「俺はバスケットボールについて語るのが大好きなんだ」と自他ともに認める“バスケ通”のレブロンが、メディアの取材や試合後の会見ではなく、自由な雰囲気のなかでどんな持論を展開し、レディックが切り出したテーマをどのように分析していくのかは必聴だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
元ウォリアーズGMがカリーとレブロンの共演を希望「あの2人はコート上で互いを補完し合える完璧な組み合わせだ」<DUNKSHOOT>
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【PHOTO】39歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
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現在ではゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンによる『The Draymond Green Show』、クリッパーズのポール・ジョージがホスト役を務める『Podcast P with Paul George』、さらにレジェンドのユドニス・ハズレム、マイク・ミラーによる『The Ogs』、ケビン・ガーネットとポール・ピアースの『KG Certified』など、複数の番組がある。
そして今回、バスケットボール界の超大物がポッドキャスト界に進出することが発表された。3月18日(日本時間19日、日付は以下同)に米スポーツ専門メディア『The Athletic』に公開された記事で、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、ビジネスパートナーのマーベリック・カーター、レディックとチームを組むことが明らかとなった。
現役引退後、米スポーツ専門局『ESPN』でアナリスト、同メディアでNBAファイナルの放送チームにも名を連ねるレディックは、電話インタビューで次のように語っている。
「スポーツや(バスケットボールの)ゲームについて、すごく自由に語り合うものになる。至って単純な方法で、バスケットボールについて話していくものなんだ」
『Mind the Game』(マインド・ザ・ゲーム)と題された番組は、現時点ではスポンサーを入れず、レブロンとレディックによって“可能な限り本質的な”バスケットボールに関するトークを繰り広げていく。番組初回は火曜日(日本時間の水曜日)に公開され、YouTubeやポッドキャストのプラットフォームで視聴可能。1エピソードは45~60分、毎週更新予定で、ゲスト出演もあるとレディックは語っていた。
「スポーツメディアで自分たちがやってきたことを導入することを本当に誇らしく思う。俺がプロジェクトをするうえで、考えているのは自分と友人たちが観てくれるかどうかだった。それがこの“Mind the Game”になることは間違いないね」
レブロンはポッドキャスト界への進出について『The Athletic』にそう声明文を出しており、新たなチャレンジをスタートさせる。
現役時代からコミュニケーション能力に長けていたレディックは、クリッパーズ時代にクリス・ポール(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズでジョエル・エンビード、ニューオリンズ・ペリカンズでザイオン・ウィリアムソン、ダラス・マーベリックスではルカ・ドンチッチといったスター選手とプレーした実績がある。
そしてレブロンは引退後のバスケットボール殿堂入りが確実なスーパースター。現役最年長の39歳ながら、歴代最高級のバスケIQを誇り、今もなおトップレベルで活躍を続けている。
「俺はバスケットボールについて語るのが大好きなんだ」と自他ともに認める“バスケ通”のレブロンが、メディアの取材や試合後の会見ではなく、自由な雰囲気のなかでどんな持論を展開し、レディックが切り出したテーマをどのように分析していくのかは必聴だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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