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NBA

【NBA】同率首位対決はナゲッツに軍配!41得点のヨキッチを中心にウルブズを撃破、トップシード獲得へ前進<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.04.11

ヨキッチはFG20本中16本成功で今季自身2番目の41得点。これぞMVPという活躍で首位対決を制する原動力となった。(C)Getty Images

ヨキッチはFG20本中16本成功で今季自身2番目の41得点。これぞMVPという活躍で首位対決を制する原動力となった。(C)Getty Images

 現地時間4月10日、コロラド州デンバーのボール・アリーナで、ミネソタ・ティンバーウルブズとデンバー・ナゲッツによる注目の一戦が行なわれ、116-107でナゲッツが勝利。昨季王者がカンファレンス首位対決を制した。

 試合前の時点で、両チームともに55勝24敗でウエスタン・カンファレンス同率首位。直接対決で2勝1敗のウルブズがトップに立っていた。

 迎えた今季80試合目、4度目の直接対決はプレーオフさながらの熱戦に。前半はウルブズが52-49とリードして折り返すも、後半にニコラ・ヨキッチが本領を発揮。ルディ・ゴベアを相手に内外から次々と得点を奪い、第3クォーターの残り5分間で13得点をあげて逆転に導く。

 勢いに乗るナゲッツは第4クォーターも猛攻を披露。開始直後に同点に追いつかれるも、残り9分からの6分間で24-10のランを展開して勝負あり。終盤は伏兵クリスチャン・ブラウンが3発、ペイトン・ワトソンがとどめの一撃と、2年目コンビのダンクショーで今季ホーム最終戦を飾った。
 
 56勝24敗でウエスト単独首位に立ったナゲッツは、ヨキッチが3ポイント全2本成功を含むフィールドゴール成功率80%(16/20)で41得点、11リバウンド、7アシスト、3スティールの大暴れ。ジャマール・マレーが20得点、6アシスト、マイケル・ポーターJr.が18得点、8リバウンドと続いた。

 残り2試合はいずれも敵地で、下位に沈むサンアントニオ・スパーズ(現地12日)、メンフィス・グリズリーズ(同14日)と対戦。取りこぼしせずに白星を掴めれば、昨季に続くウエスト第1シードで連覇がかかるプレーオフに臨むことができる。

 一方、連勝を2で止められたウルブズは、アンソニー・エドワーズが25得点、4アシスト、マイク・コンリーが19得点、ゴベアが13得点、15リバウンドを記録。終盤まで互角の戦いを演じたが、最後は王者に経験の差を見せつけられた。

 これでシーズン成績は55勝25敗となり、同日に勝利をあげたオクラホマシティ・サンダーと勝率で並ぶことに。ただ、ウルブズとサンダーは今季の直接対決で2勝2敗、ディビジョン内成績も同率(12勝4敗)だが、カンファレンス内成績で上回っているウルブズがタイブレーカーを保持している。

 ウルブズの残り試合は、いずれもホームでアトランタ・ホークス(現地12日)、フェニックス・サンズ(同14日)との2戦。サンダーもホームで、ミルウォーキー・バックス(同12日)、ダラス・マーベリックス(同14日)との2試合というスケジュールだ。

 白熱のトップシード争いを制するのはどのチームか。最後まで目が離せない。

■ウエスタン・カンファレンス順位
※現地4月10日時点。プレーオフおよびプレーイン・トーナメント出場決定チームのみ掲載(★=プレーオフ出場決定、☆=プレーイン・トーナメント出場決定)。

1位 ナゲッツ/56勝24敗★
2位 ティンバーウルブズ/55勝25敗★
3位 サンダー/55勝25敗★
4位 クリッパーズ/51勝29敗★
5位 マーベリックス/50勝30敗★
6位 ペリカンズ/47勝32敗
7位 サンズ/47勝33敗
8位 キングス/45勝34敗
9位 レイカーズ/45勝35敗☆
10位 ウォリアーズ/44勝35敗☆

※2チームが同成績で並んだ場合は、①直接対決の成績、②ディビジョン優勝チーム、③ディビジョン内の成績(同ディビジョンの場合)、④カンファレンス内の成績、の順に高いシードが与えられる。

構成●ダンクシュート編集部
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