現地時間4月22日(日本時間23日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはウエスタン・カンファレンスのプレーオフ・ファーストラウンド第2戦でデンバー・ナゲッツに99-101で惜敗し、シリーズ戦績を0勝2敗とした。
この試合、第7シードのレイカーズは勝てるゲームだった。アンソニー・デイビスを中心に序盤から優位に立ち、第3クォーター開始2分の時点で最大20点のリードを奪う。しかしそこから昨季王者にじりじりと差を詰められ、第4クォーター残り1分15秒で95-95の同点に。最後は勝負強いジャマール・マレーに決勝ブザービーターを沈められ、大逆転負けを喫してしまった。
「彼らが素晴らしいオフェンス力を持ったチームであることは知っている。とりわけホームにおいて、彼らがどこかでリズムに乗り、ランを仕掛けることはわかっている。俺たちはそれに耐えなければならず、それができなかった。20点なんてこのリーグではセーフティリードじゃない、特にディフェンディングチャンピオンが相手ではね。もっと上手くやらないと。チャンスはあったのだから」
試合後にそう振り返ったレブロン・ジェームズ。そしてこの会見で“キング”が語気を強めたのが、第3クォーター終盤に起きた“疑惑の判定”についてだった。
残り35.9秒、ドライブを仕掛けたディアンジェロ・ラッセルに対してナゲッツのマイケル・ポーターJr.がブロックを試み、右腕でラッセルの顔を叩く形に。このプレーで一度はファウルが吹かれたものの、ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)がコーチチャレンジを要求、検証の結果として判定が覆り、ファウルが取り消されてナゲッツボールとなったのだった。
「正直言って、リプレーセンターで何が起こっているのか理解できない。何のためにリプレーセンターがあるんだ?意味がわからないな……何をやっているんだ?」
レフェリー、そしてコーチチャレンジを検証するリプレーセンターへの不満を爆発させたレブロン。もしこの場面で、今季レギュラーシーズンで82.8%の成功率を誇るラッセルがフリースローを獲得していれば、その後の展開が変わっていたかもしれないだけに、悔やんでも悔やみきれないだろう。
ただ、不可解な判定があったとはいえ、レイカーズが最大20点ものリードを溶かしてしまったのもまた事実。気持ちを切り替え、ホームに戻って25日に行なわれる第3戦でまずは1勝をあげたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】39歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
この試合、第7シードのレイカーズは勝てるゲームだった。アンソニー・デイビスを中心に序盤から優位に立ち、第3クォーター開始2分の時点で最大20点のリードを奪う。しかしそこから昨季王者にじりじりと差を詰められ、第4クォーター残り1分15秒で95-95の同点に。最後は勝負強いジャマール・マレーに決勝ブザービーターを沈められ、大逆転負けを喫してしまった。
「彼らが素晴らしいオフェンス力を持ったチームであることは知っている。とりわけホームにおいて、彼らがどこかでリズムに乗り、ランを仕掛けることはわかっている。俺たちはそれに耐えなければならず、それができなかった。20点なんてこのリーグではセーフティリードじゃない、特にディフェンディングチャンピオンが相手ではね。もっと上手くやらないと。チャンスはあったのだから」
試合後にそう振り返ったレブロン・ジェームズ。そしてこの会見で“キング”が語気を強めたのが、第3クォーター終盤に起きた“疑惑の判定”についてだった。
残り35.9秒、ドライブを仕掛けたディアンジェロ・ラッセルに対してナゲッツのマイケル・ポーターJr.がブロックを試み、右腕でラッセルの顔を叩く形に。このプレーで一度はファウルが吹かれたものの、ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)がコーチチャレンジを要求、検証の結果として判定が覆り、ファウルが取り消されてナゲッツボールとなったのだった。
「正直言って、リプレーセンターで何が起こっているのか理解できない。何のためにリプレーセンターがあるんだ?意味がわからないな……何をやっているんだ?」
レフェリー、そしてコーチチャレンジを検証するリプレーセンターへの不満を爆発させたレブロン。もしこの場面で、今季レギュラーシーズンで82.8%の成功率を誇るラッセルがフリースローを獲得していれば、その後の展開が変わっていたかもしれないだけに、悔やんでも悔やみきれないだろう。
ただ、不可解な判定があったとはいえ、レイカーズが最大20点ものリードを溶かしてしまったのもまた事実。気持ちを切り替え、ホームに戻って25日に行なわれる第3戦でまずは1勝をあげたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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