現地時間5月6日(日本時間7日、日付は以下同)、デンバーのボール・アリーナでデンバー・ナゲッツとミネソタ・ティンバーウルブズのカンファレンス準決勝第2戦が行なわれた。
初戦を106-99で制したウルブズだが、この第2戦は守護神のルディ・ゴベアが欠場。先発はマイク・コンリー、アンソニー・エドワーズ、ジェイデン・マクダニエルズ、カイル・アンダーソン、カール・アンソニー・タウンズ、ホームで連敗は避けたいナゲッツはジャマール・マレー、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、マイケル・ポーターJr.、アーロン・ゴードン、ニコラ・ヨキッチのベストメンバーで挑んだ。
ゴール下で抜群の存在感を発揮するゴベアの不在により、戦前はナゲッツに分があると思われたが、試合は予想外の展開となった。
ウルブズは第1クォーターでタウンズが11得点、ナゲッツもゴードンが2本の3ポイントを含む13得点と奮闘するが、ヨキッチは4得点、マレーは無得点と振るわず、昨季王者は20-28とウルブズに8点リードを奪われる。
第2クォーターに入るとウルブズのディフェンスのインテンシティが上がり、ナゲッツはシュートミスとターンオーバーを連発。フィールドゴール(FG)成功率25.0%(6/24)に5ターンオーバーを犯して15得点しか奪えず(ウルブズはFG成功率56.7%で33得点)、前半で35-61と大差をつけられた。
後半もナゲッツはウルブズの堅守を攻略できず、一時32点差をつけられる。第3クォーター終盤にジャスティン・ホリデーの3ポイントやポーターJr.のダンクで10-2のランを見せたものの、それでも第4クォーターを前に60-82と22点差。ラスト12分も相手にペースを握られ、18点差以内に詰めることはできず、80-106で完敗した。
敵地で快勝のウルブズはエドワーズが27得点、7アシスト、2スティール、タウンズが27得点、12リバウンド、アンダーソンが6得点、9リバウンド、8アシスト、ベンチからニキール・アレキサンダー・ウォーカーが14得点、6リバウンド、ナズ・リードが14得点、5リバウンドを記録。統括の取れたディフェンスでナゲッツのFG成功率を34.9%(29/83)に封じ込めたように、ゴベアの不在をまったく感じさせなかった。
ナゲッツはゴードンが20得点、ホリデーが13得点をあげたものの、マレーはアレキサンダー・ウォーカーやマクダニエルズのしつこいマークに、ヨキッチはタウンズやリードの高さとフィジカル、アンダーソンの老獪な守備に苦しめられ、前者はFG成功率16.8%(3/18)で8得点、後者は今年のプレーオフ平均(28.8点)を大きく下回る16得点に終わった。
また、マレーはレフェリーにフラストレーションを溜め、第2クォーター途中にベンチからコートにヒートパックを投げ込んで試合は中断。この時はお咎めなしだったが、今後リーグから出場停止などの処分が科される可能性もある。
昨プレーオフでナゲッツはホームで10勝1敗と強さを誇ったものの、今年はすでに2敗。また、この日の80得点は、レギュラーシーズンも含めて今季ワーストの得点だった。
第4クォーターには会場からMVPコールが起こったエドワーズは、「俺たちはシュートを決め、彼らは決められなかった。(でも)向こうはディフェンディング・チャンピオンだ。第3戦ではあんなプレーはしてこないだろう」と次戦に向けて気を引き締めた。
今プレーオフで6連勝を飾ったウルブズがカンファレンス決勝に王手をかけるのか、王者ナゲッツが意地を見せるのか。第3戦は10日にウルブズのホーム、ターゲット・センターで開催される。
構成●ダンクシュート編集部
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ゴール下で抜群の存在感を発揮するゴベアの不在により、戦前はナゲッツに分があると思われたが、試合は予想外の展開となった。
ウルブズは第1クォーターでタウンズが11得点、ナゲッツもゴードンが2本の3ポイントを含む13得点と奮闘するが、ヨキッチは4得点、マレーは無得点と振るわず、昨季王者は20-28とウルブズに8点リードを奪われる。
第2クォーターに入るとウルブズのディフェンスのインテンシティが上がり、ナゲッツはシュートミスとターンオーバーを連発。フィールドゴール(FG)成功率25.0%(6/24)に5ターンオーバーを犯して15得点しか奪えず(ウルブズはFG成功率56.7%で33得点)、前半で35-61と大差をつけられた。
後半もナゲッツはウルブズの堅守を攻略できず、一時32点差をつけられる。第3クォーター終盤にジャスティン・ホリデーの3ポイントやポーターJr.のダンクで10-2のランを見せたものの、それでも第4クォーターを前に60-82と22点差。ラスト12分も相手にペースを握られ、18点差以内に詰めることはできず、80-106で完敗した。
敵地で快勝のウルブズはエドワーズが27得点、7アシスト、2スティール、タウンズが27得点、12リバウンド、アンダーソンが6得点、9リバウンド、8アシスト、ベンチからニキール・アレキサンダー・ウォーカーが14得点、6リバウンド、ナズ・リードが14得点、5リバウンドを記録。統括の取れたディフェンスでナゲッツのFG成功率を34.9%(29/83)に封じ込めたように、ゴベアの不在をまったく感じさせなかった。
ナゲッツはゴードンが20得点、ホリデーが13得点をあげたものの、マレーはアレキサンダー・ウォーカーやマクダニエルズのしつこいマークに、ヨキッチはタウンズやリードの高さとフィジカル、アンダーソンの老獪な守備に苦しめられ、前者はFG成功率16.8%(3/18)で8得点、後者は今年のプレーオフ平均(28.8点)を大きく下回る16得点に終わった。
また、マレーはレフェリーにフラストレーションを溜め、第2クォーター途中にベンチからコートにヒートパックを投げ込んで試合は中断。この時はお咎めなしだったが、今後リーグから出場停止などの処分が科される可能性もある。
昨プレーオフでナゲッツはホームで10勝1敗と強さを誇ったものの、今年はすでに2敗。また、この日の80得点は、レギュラーシーズンも含めて今季ワーストの得点だった。
第4クォーターには会場からMVPコールが起こったエドワーズは、「俺たちはシュートを決め、彼らは決められなかった。(でも)向こうはディフェンディング・チャンピオンだ。第3戦ではあんなプレーはしてこないだろう」と次戦に向けて気を引き締めた。
今プレーオフで6連勝を飾ったウルブズがカンファレンス決勝に王手をかけるのか、王者ナゲッツが意地を見せるのか。第3戦は10日にウルブズのホーム、ターゲット・センターで開催される。
構成●ダンクシュート編集部
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