5月7日(日本時間8日)、イースタン・カンファレンス第1シードのボストン・セルティックスは、ホームのTDガーデンで第4シードのクリーブランド・キャバリアーズとのカンファレンス・セミファイナル第1戦に挑んだ。
試合は前半から主導権を握ったセルティックスが18本の3ポイントを決めて最大26点差をつけ、守備ではキャブズをフィールドゴール成功率41.1%(37/90)、3ポイント成功率26.2%(11/42)に抑え込んで120-95で快勝した。
初戦を制したセルティックスはジェイレン・ブラウンが32得点、6リバウンド、2アシスト、7本の3ポイントを決めたデリック・ホワイトが25得点、5アシスト、ドリュー・ホリデーが14得点、6リバウンド、控えのペイトン・プリチャードが16得点、5リバウンド、ルーク・コーネットが10リバウンドをマーク。
マイアミ・ヒートとのファーストラウンドを5戦(4勝1敗)で終え、計6戦目を終えたセルティックスは、ここまでブラウンがチームトップの平均24.3点に6.8リバウンド、2.2アシスト、ホワイトが同2位の平均22.8点に3.2リバウンド、3.5アシスト、3ポイント成功率50.0%(平均4.7本成功)と好調を維持している。
その一方、レギュラーシーズンでチームベストの平均26.9点、8.1リバウンドに4.9アシスト、1.0スティールを残したジェイソン・テイタムは、キャブズとのシリーズ初戦でフィールドゴール成功率36.8%(7/19)の計18得点に11リバウンド、5アシスト、3ブロックで終えた。
2017年のプロ入りからセルティックス一筋のエースは、今年のポストシーズン6試合で平均21.2点、10.5リバウンド、5.3アシスト、1.0ブロックを残しているが、フィールドゴール成功率40.6%、3ポイント成功率25.0%(平均1.5本成功)と、本調子とは言えない状況にある。
とはいえ、26歳のオールスターフォワードはこの試合でプレーオフ通算100戦を終え、通算2300得点、750リバウンド、450アシストをクリア。これはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とラリー・バード(元セルティックス)しか到達していないスタッツラインだけに、テイタムがリーグ有数の実績を残してきたことがわかる。
「いい気分だよ。一番大事なのは勝つことだと思う。前にも言ったけど、今日、僕が0得点だろうが何得点だろうが関係ない。勝てば十分なんだ」
試合後にテイタムがそう語ったように、自身が大量得点を奪わなくてもブラウンやホワイトら周囲の選手が躍動して勝利を重ねていることが、現在のセルティックスの戦力充実ぶりを示していると言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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初戦を制したセルティックスはジェイレン・ブラウンが32得点、6リバウンド、2アシスト、7本の3ポイントを決めたデリック・ホワイトが25得点、5アシスト、ドリュー・ホリデーが14得点、6リバウンド、控えのペイトン・プリチャードが16得点、5リバウンド、ルーク・コーネットが10リバウンドをマーク。
マイアミ・ヒートとのファーストラウンドを5戦(4勝1敗)で終え、計6戦目を終えたセルティックスは、ここまでブラウンがチームトップの平均24.3点に6.8リバウンド、2.2アシスト、ホワイトが同2位の平均22.8点に3.2リバウンド、3.5アシスト、3ポイント成功率50.0%(平均4.7本成功)と好調を維持している。
その一方、レギュラーシーズンでチームベストの平均26.9点、8.1リバウンドに4.9アシスト、1.0スティールを残したジェイソン・テイタムは、キャブズとのシリーズ初戦でフィールドゴール成功率36.8%(7/19)の計18得点に11リバウンド、5アシスト、3ブロックで終えた。
2017年のプロ入りからセルティックス一筋のエースは、今年のポストシーズン6試合で平均21.2点、10.5リバウンド、5.3アシスト、1.0ブロックを残しているが、フィールドゴール成功率40.6%、3ポイント成功率25.0%(平均1.5本成功)と、本調子とは言えない状況にある。
とはいえ、26歳のオールスターフォワードはこの試合でプレーオフ通算100戦を終え、通算2300得点、750リバウンド、450アシストをクリア。これはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とラリー・バード(元セルティックス)しか到達していないスタッツラインだけに、テイタムがリーグ有数の実績を残してきたことがわかる。
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試合後にテイタムがそう語ったように、自身が大量得点を奪わなくてもブラウンやホワイトら周囲の選手が躍動して勝利を重ねていることが、現在のセルティックスの戦力充実ぶりを示していると言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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