ミネソタ・ティンバーウルブズがレギュラーシーズンに続き、プレーオフでも快進撃を続けている。
レギュラーシーズンではリーグNo.1の堅守を武器に56勝をあげ、ウエストの第3シードでポストシーズンに進むと、ファーストラウンドではデビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールのビッグ3擁するフェニックス・サンズをスウィープ(4連勝)で撃破。カンファレンス準決勝でも前年王者のデンバー・ナゲッツに対してアウェーで2連勝を飾るなどシリーズを優位に進めている。
チームの中心はアンソニー・エドワーズ(プレーオフ平均32.3点、6.8リバウンド。5.8アシスト、1.8スティール)とツインタワーのカール・アンソニー・タウンズ(20.7点、9.0リバウンド)、ルディ・ゴベア(13.2点、11.4リバウンド、1.2ブロック)のビッグ3で、彼らの周囲をベテラン司令塔のマイク・コンリー(10.8点、6.8アシスト)、ストッパーのジェイデン・マクダニエルズ(10.3点、5.2リバウンド)、最優秀シックスマンのナズ・リード(11.3点)ら優秀な脇役陣が固めている。
ディフェンス面では、先日、自身4度目の最優秀守備選手賞に輝いたゴベアに注目が集まりがちだが、献身的なディフェンスでチームを支えているのがマクダニエルズだ。206cm・84kgのフォワードは、1回戦でサンズのブッカーやデュラントに好守備を見せると、カンファレンス準決勝でもナゲッツの得点源の一角であるジャマール・マレーを平均12.5点、フィールドゴール成功率28.1%に抑えている。
マクダニエルズは2020年のドラフト1巡目28位でロサンゼルス・レイカーズに指名され、当日のトレードでウルブズへ。211cmのウイングスパンと機動力を生かしたディフェンス力を武器にルーキーイヤーからローテーション入りを果たすと、キャリア3年目の2022-23シーズンから先発に定着。開幕前にチームと5年1億3600万ドルの延長契約を結んだ4年目の今季は、72試合の出場で平均10.5点、3.1リバウンド、0.88スティールをマークした。
ナゲッツに106-80で快勝した第2戦後の会見でエドワーズはマクダニエルズについて「彼はプレーオフ全体、特にこのシリーズで驚異的な活躍をしてくれている。文句を言わず、フルコートでディフェンスを続けているんだ」と絶賛した。
さらにエースの称賛は止まらず、ドラフト同期の24歳をウルブズの"Xファクター"に挙げた。
「(彼なくして)今のチームはなかったし、レギュラーシーズンのチームもなかっただろう。彼がチームのXファクターであることは間違いない。彼がもたらしてくれるものすべてに感謝している。だからジェイデンに大きな拍手を送りたいね」
ナゲッツとの2試合でマクダニエルズは平均2.5点にとどまっているが、出場時間はビッグ3に次いで多く、得失点差ではコンリーと並んでチーム最多タイの+40を記録している。第3戦以降もこの万能ディフェンダーの働きは、ウルブズの勝利のカギを握りそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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ディフェンス面では、先日、自身4度目の最優秀守備選手賞に輝いたゴベアに注目が集まりがちだが、献身的なディフェンスでチームを支えているのがマクダニエルズだ。206cm・84kgのフォワードは、1回戦でサンズのブッカーやデュラントに好守備を見せると、カンファレンス準決勝でもナゲッツの得点源の一角であるジャマール・マレーを平均12.5点、フィールドゴール成功率28.1%に抑えている。
マクダニエルズは2020年のドラフト1巡目28位でロサンゼルス・レイカーズに指名され、当日のトレードでウルブズへ。211cmのウイングスパンと機動力を生かしたディフェンス力を武器にルーキーイヤーからローテーション入りを果たすと、キャリア3年目の2022-23シーズンから先発に定着。開幕前にチームと5年1億3600万ドルの延長契約を結んだ4年目の今季は、72試合の出場で平均10.5点、3.1リバウンド、0.88スティールをマークした。
ナゲッツに106-80で快勝した第2戦後の会見でエドワーズはマクダニエルズについて「彼はプレーオフ全体、特にこのシリーズで驚異的な活躍をしてくれている。文句を言わず、フルコートでディフェンスを続けているんだ」と絶賛した。
さらにエースの称賛は止まらず、ドラフト同期の24歳をウルブズの"Xファクター"に挙げた。
「(彼なくして)今のチームはなかったし、レギュラーシーズンのチームもなかっただろう。彼がチームのXファクターであることは間違いない。彼がもたらしてくれるものすべてに感謝している。だからジェイデンに大きな拍手を送りたいね」
ナゲッツとの2試合でマクダニエルズは平均2.5点にとどまっているが、出場時間はビッグ3に次いで多く、得失点差ではコンリーと並んでチーム最多タイの+40を記録している。第3戦以降もこの万能ディフェンダーの働きは、ウルブズの勝利のカギを握りそうだ。
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