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【NBA】マブズが敵地の第2戦を制し、1勝1敗のタイに!ドンチッチとワシントンが各29得点、サンダーは今PO初黒星<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.05.10

右ヒザを負傷中のドンチッチは、痛みに顔をゆがめながらもチーム最多タイの29得点。シリーズを五分に戻した。(C)Getty Images

右ヒザを負傷中のドンチッチは、痛みに顔をゆがめながらもチーム最多タイの29得点。シリーズを五分に戻した。(C)Getty Images

 現地時間5月9日、ダラス・マーベリックス(第5シード)とオクラホマシティ・サンダー(第1シード)によるカンファレンス準決勝第2戦が行なわれ、119-110でマーベリックスが勝利。敵地で1勝をもぎ取り、シリーズ1勝1敗とした。

 初戦を22点差で落としたマブズは、立ち上がりの7連続得点を含む13-2のランと好スタート。その後はサンダーもエースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーを中心に追い上げるが、マブズはルカ・ドンチッチとPJ・ワシントンが高確率で3ポイントを沈めてリードを渡さない。第1クォーターを36-32、第2クォーターは32-30と上回って68-62で折り返した。

 後半、サンダーが開始3分で逆転に成功し流れが傾きかけるも、第3クォーター残り5分から控えのティム・ハーダウェイJr.が約1分間で連続10得点を奪取。ここで差を2桁に広げると、第4クォーターも右ヒザの負傷を押して出場を続けるドンチッチを中心にリードを守り切った。
 
 マブズは第1クォーターの16点を含む29得点、10リバウンド、7アシスト、3スティールをあげたドンチッチに加え、伏兵ワシントンも11本中7本の3ポイントを含む29得点、11リバウンドと躍動(いずれもプレーオフ自己最多)。

 9得点ながら好守が光ったアービングはプレーオフ自己最多タイの11アシストに、2スティール、2ブロックで貢献。そのほかダニエル・ギャフォードが13得点、7リバウンド、ベンチからハーダウェイJr.が17得点、ジョシュ・グリーンが11得点とチーム一丸で勝利を掴み取った。

 一方、今プレーオフ6戦目で初黒星を喫したサンダーは、ギルジャス・アレキサンダーがゲームハイの33得点、12リバウンド、8アシストとチームを牽引。ジェイレン・ウィリアムズが20得点、チェット・ホルムグレンが11得点、6リバウンド、2ブロックと続いたが、2桁得点は3人のみにとどまった。

 ここから2試合はマブズのホーム、ダラスに舞台を移して行なわれる。第3戦は5月11日(日本時間12日)、第4戦は13日(同14日)、どちらがシリーズの主導権を奪うか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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