アメリカの大手メディア『AP通信』が、2010年代(2010~19年)の10年間における最優秀男性アスリートを発表。並み居る他競技のスーパースターを抑えて、NBAのレブロン・ジェームズが選出された。
レブロンの2010年代は批判とともに幕を開けた。2010年夏、クリーブランド・キャバリアーズで7シーズンを過ごしたレブロンはマイアミ・ヒートへの移籍を決断。ドラフト同期でともに全盛期にあったドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュとのビッグ3結成は多くの波紋を呼んだ。
それでもコートでは圧倒的な力を発揮し、在籍した4年間すべてでファイナルに進出。2012、13年にはシーズンMVPに輝くとともにリーグ優勝も成し遂げ、ファイナルMVPを獲得。そして14年夏、再びキャバリアーズに帰還すると瞬く間にチームを強豪に押し上げ、ここでも4年連続でファイナルの舞台に導いてみせた。
16年のファイナルでは、レギュラーシーズンでリーグ新記録の73勝をあげたゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に1勝3敗と追い詰められた状況から、奇跡の3連勝で球団初優勝の立役者に。シリーズを通じて平均29.7点、11.3リバウンド、8.9アシスト、2.57スティール、2.29ブロックと主要5部門で両チーム最多の数字をマークした超人的パフォーマンスは記憶に新しい。
2018年には現在所属するロサンゼルス・レイカーズへ活躍の舞台を移し、今なお第一線を走り続けている。10年間で3度のシーズンMVPとファイナルMVP、8度のファイナル進出、プレーオフを含めた通算得点でリーグ最多と数々の偉業を成し遂げたレブロンだが、その活躍はコート外にも及ぶ。18年には故郷のオハイオ州アクロンに貧しい子どもたちのための学校「I Promise School」を設立。近年は政治問題にも積極的に発言するなど、その影響力はいちアスリートを越えるものとなっている。
そんなレブロンにとって、10年間で最も印象的な出来事は何だったのか。本人が実際に明かしている。
「マイアミで2つのチャンピオンシップを獲得し、クリーブランドでも優勝、(16年ファイナル第7戦終盤で見せた)チェイスダウンブロック…。この10年間で多くの素晴らしい瞬間があった。でもベストモーメントは間違いなくサバンナとの結婚。それがNo.1だ」
レブロンの2010年代は批判とともに幕を開けた。2010年夏、クリーブランド・キャバリアーズで7シーズンを過ごしたレブロンはマイアミ・ヒートへの移籍を決断。ドラフト同期でともに全盛期にあったドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュとのビッグ3結成は多くの波紋を呼んだ。
それでもコートでは圧倒的な力を発揮し、在籍した4年間すべてでファイナルに進出。2012、13年にはシーズンMVPに輝くとともにリーグ優勝も成し遂げ、ファイナルMVPを獲得。そして14年夏、再びキャバリアーズに帰還すると瞬く間にチームを強豪に押し上げ、ここでも4年連続でファイナルの舞台に導いてみせた。
16年のファイナルでは、レギュラーシーズンでリーグ新記録の73勝をあげたゴールデンステイト・ウォリアーズ相手に1勝3敗と追い詰められた状況から、奇跡の3連勝で球団初優勝の立役者に。シリーズを通じて平均29.7点、11.3リバウンド、8.9アシスト、2.57スティール、2.29ブロックと主要5部門で両チーム最多の数字をマークした超人的パフォーマンスは記憶に新しい。
2018年には現在所属するロサンゼルス・レイカーズへ活躍の舞台を移し、今なお第一線を走り続けている。10年間で3度のシーズンMVPとファイナルMVP、8度のファイナル進出、プレーオフを含めた通算得点でリーグ最多と数々の偉業を成し遂げたレブロンだが、その活躍はコート外にも及ぶ。18年には故郷のオハイオ州アクロンに貧しい子どもたちのための学校「I Promise School」を設立。近年は政治問題にも積極的に発言するなど、その影響力はいちアスリートを越えるものとなっている。
そんなレブロンにとって、10年間で最も印象的な出来事は何だったのか。本人が実際に明かしている。
「マイアミで2つのチャンピオンシップを獲得し、クリーブランドでも優勝、(16年ファイナル第7戦終盤で見せた)チェイスダウンブロック…。この10年間で多くの素晴らしい瞬間があった。でもベストモーメントは間違いなくサバンナとの結婚。それがNo.1だ」
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