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NBA

2016年ドラフト組の成長株、ブラウンとイングラムが4年目で初の週間MVPを受賞|NBA第10週

ダンクシュート編集部

2019.12.31

ブラウン(左)とイングラム(右)は今季、いずれも自己最高の成績を記録。奇しくも同じタイミングで初の受賞となった。(C)Getty Images

ブラウン(左)とイングラム(右)は今季、いずれも自己最高の成績を記録。奇しくも同じタイミングで初の受賞となった。(C)Getty Images

 12月30日(日本時間31日)、NBAが第10週(現地12月23~29日)の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイレン・ブラウン、ウエスタン・カンファレンスからニューオリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラムが選出された。

 ブラウンとイングラムはともに2016年ドラフトで3位指名と2位指名を受けた同期。互いにキャリア4年目で自身初の受賞となった。

 セルティックスの2勝1敗に貢献したブラウンは、期間中の3試合で平均27.0点(フィールドゴール成功率62.2%、3ポイント成功率57.9%、フリースロー成功率77.8%)、6.7リバウンド、2.3アシストをマーク。昨季王者トロント・ラプターズと激突した12月25日(同26日)のクリスマスゲームで、フィールドゴール13本中10本成功の30得点と躍動。2日後のクリーブランド・キャバリアーズ戦ではキャリアハイの34得点を奪う殊勲の活躍を見せた。

 昨季はやや伸び悩んだブラウンだが、今季は平均得点(20.6)をはじめ、フィールドゴール成功率(51.8%)、3ポイント成功率(40.0%)、フリースロー成功率(75.2%)、リバウンド(7.0)、アシスト(2.4)など多くの項目で自己ベストを更新。不動の先発として好調のチームを支えている。
 
 一方のイングラムも、新天地に移った今季は大きく数字を伸ばしている。期間中の4試合では平均25.3点(フィールドゴール成功率49.3%、3ポイント成功率54.2%、フリースロー成功率100%)、7.3リバウンド、4.5アシスト、2.00スティールと八面六臂の活躍を披露。

 特にウエスト2位の強敵デンバー・ナゲッツと相まみえた25日(同26日)の一戦では両チーム最多の31得点、3ポイントは9本中7本を沈め、クリスマスゲームにおける歴代新記録を樹立した。

 序盤戦はリーグ下位に低迷していたチームも、今季初の4連勝と調子は上向き。MIP(最優秀躍進選手賞)候補にも挙がるイングラムに加え、ケガで出遅れているドラフト1位のザイオン・ウィリアムソンの復帰が予想される後半戦は巻き返しに期待がかかる。

 第11週(現地12月30日~1月5日)、イースト2位のセルティックスはシャーロット・ホーネッツ、アトランタ・ホークス、シカゴ・ブルズと対戦。ウエスト14位のペリカンズは、1月3日と4日に敵地でロサンゼルス・レイカーズ、サクラメント・キングスとの2連戦が組まれている。

構成●ダンクシュート編集部
 
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