中国バスケットボール界の新たな至宝が世界に衝撃を与えた。
先日まで中国で開催されていたバスケットボールの「U-18女子アジアカップ」。決勝でオーストラリアが中国を下して2大会連続2度目の優勝を飾り、3位決定戦で韓国を破った日本は銅メダルを獲得した。大会ベスト4のオーストラリア、中国、日本、韓国は来年6月28日にスイスで開幕する「U-19女子ワールドカップ」への出場権を得ている。
【動画】223cmの17歳チャン・ツーユウが"過酷な格闘技トレ"に挑戦!
その大会で一躍脚光を浴びたのが、中国代表の17歳、チャン・ツーユウだ。223センチとされる巨躯をフル稼働させて中国の躍進に貢献。5試合に出場して1試合平均35.0得点を叩き出し、決定率は71.4%、1試合平均リバウンド数も12.8回を記録した。最大のハイライトは1次ラウンドの日本戦で、大会新記録となる44得点をひとりで挙げて決定率は驚異の90.9%。大会MVPに選出されたのも当然のスタッツだ。
国際大会に初お目見えした中国の超新星は、瞬く間に世界中のファンを虜にした。FIBA(国際バスケットボール連盟)は連日のごとくチャン・ツーユウの様子やプレー集を公式SNS上で紹介し、「どうやって止めるんだ?」「規格外のデカさ」「あの巨体であれだけ動き回れるのか!」「女性版ヤオ・ミンだ」などコメント欄は活況を帯びた。
中国国外での知名度も急上昇中のチャン・ツーユウだが、ここ数日で中国のネット上を騒然とさせているのがひとつの動画だ。なんとチャン・ツーユウがトレーナーとともにボクシングや総合格闘技(MMA)のハードな練習に取り組み、ミット打ちやスパーリングを行なう様子が紹介されているのだ。マット上で巧みに体勢を変えて相手の足首をキメるシーンもあり、かなり練度を積んでいる印象を受ける。
中国メディア『網易新聞』もこの動画を取り上げ、「驚きの映像だ。チャン・ツーユウは必死に食らいつき、体力と瞬発力の強化に邁進している。心拍数が1分間で216回に達したこともあるようで、どれだけ頑張っているかが分かるだろう。この才能が成長を遂げる日が待ち遠しい!」と伝えた。
さらに同紙は「U-18女子アジアカップで大活躍したチャン・ツーユウながら、1試合平均では22分間しかプレーしていない。決勝のオーストラリア戦は27分間出場したが、第4クオーターの途中でスタミナが切れて、チームはそこから大差をつけられた。チャン・ツーユウの体力アップはそのまま中国女子バスケの進化につながるのだ。彼女はそのための努力を惜しんでいない」と記した。
格闘技トレーニングの動画がウェイボーやYouTubeなどにも拡散すると、中国のファンも続々と反応した。「恐るべき身体能力だ!」「信じられない」「まるでうさぎのように素早いじゃないか」「彼女へのイメージが変わった」「心拍数216は危険だぞ」「クールな映像だ」などなど、さまざまな声が挙がっている。
地元メディアによると、普段のトレーニングでチャン・ツーユウは腰や膝への負担や他選手への危険性も考慮して、現時点ではもっぱらジャンプを禁止されているという。関係者やスタッフが慎重に育成プログラムを組んでおり、別メニューで練習することが多いとも報じられていたが、一方でこうした"秘密の猛特訓"にも挑戦していたのである。
構成●THE DIGEST編集部
【秘蔵写真】いまから6年前、小学6年生時のチャン・ツーユウに驚愕! すでに身長200cmを超えていた…
先日まで中国で開催されていたバスケットボールの「U-18女子アジアカップ」。決勝でオーストラリアが中国を下して2大会連続2度目の優勝を飾り、3位決定戦で韓国を破った日本は銅メダルを獲得した。大会ベスト4のオーストラリア、中国、日本、韓国は来年6月28日にスイスで開幕する「U-19女子ワールドカップ」への出場権を得ている。
【動画】223cmの17歳チャン・ツーユウが"過酷な格闘技トレ"に挑戦!
その大会で一躍脚光を浴びたのが、中国代表の17歳、チャン・ツーユウだ。223センチとされる巨躯をフル稼働させて中国の躍進に貢献。5試合に出場して1試合平均35.0得点を叩き出し、決定率は71.4%、1試合平均リバウンド数も12.8回を記録した。最大のハイライトは1次ラウンドの日本戦で、大会新記録となる44得点をひとりで挙げて決定率は驚異の90.9%。大会MVPに選出されたのも当然のスタッツだ。
国際大会に初お目見えした中国の超新星は、瞬く間に世界中のファンを虜にした。FIBA(国際バスケットボール連盟)は連日のごとくチャン・ツーユウの様子やプレー集を公式SNS上で紹介し、「どうやって止めるんだ?」「規格外のデカさ」「あの巨体であれだけ動き回れるのか!」「女性版ヤオ・ミンだ」などコメント欄は活況を帯びた。
中国国外での知名度も急上昇中のチャン・ツーユウだが、ここ数日で中国のネット上を騒然とさせているのがひとつの動画だ。なんとチャン・ツーユウがトレーナーとともにボクシングや総合格闘技(MMA)のハードな練習に取り組み、ミット打ちやスパーリングを行なう様子が紹介されているのだ。マット上で巧みに体勢を変えて相手の足首をキメるシーンもあり、かなり練度を積んでいる印象を受ける。
中国メディア『網易新聞』もこの動画を取り上げ、「驚きの映像だ。チャン・ツーユウは必死に食らいつき、体力と瞬発力の強化に邁進している。心拍数が1分間で216回に達したこともあるようで、どれだけ頑張っているかが分かるだろう。この才能が成長を遂げる日が待ち遠しい!」と伝えた。
さらに同紙は「U-18女子アジアカップで大活躍したチャン・ツーユウながら、1試合平均では22分間しかプレーしていない。決勝のオーストラリア戦は27分間出場したが、第4クオーターの途中でスタミナが切れて、チームはそこから大差をつけられた。チャン・ツーユウの体力アップはそのまま中国女子バスケの進化につながるのだ。彼女はそのための努力を惜しんでいない」と記した。
格闘技トレーニングの動画がウェイボーやYouTubeなどにも拡散すると、中国のファンも続々と反応した。「恐るべき身体能力だ!」「信じられない」「まるでうさぎのように素早いじゃないか」「彼女へのイメージが変わった」「心拍数216は危険だぞ」「クールな映像だ」などなど、さまざまな声が挙がっている。
地元メディアによると、普段のトレーニングでチャン・ツーユウは腰や膝への負担や他選手への危険性も考慮して、現時点ではもっぱらジャンプを禁止されているという。関係者やスタッフが慎重に育成プログラムを組んでおり、別メニューで練習することが多いとも報じられていたが、一方でこうした"秘密の猛特訓"にも挑戦していたのである。
構成●THE DIGEST編集部
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