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【男子バスケ】「みんなこのクレイジーな勝利を見ろ!」韓国が日本への“まさかの番狂わせ”で母国ファン歓喜「本当にうれしい」「韓国代表もオリンピックに出られる?」

THE DIGEST編集部

2024.07.06

試合後、チームに厳しい評価を下したホーバスHC。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 バスケットボール男子日本代表(世界ランク26位)は7月5日、東京・有明アリーナで韓国代表(同50位)との強化試合を行ない、84-85で惜しくも敗れた。

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 今回の試合は、現在左ふくらはぎの肉離れで負傷中の渡邊雄太と合流直後の八村塁という二枚看板が大事をとって欠場。五輪メンバー当落線上の選手にとって特に重要な一戦となったが、選手の積極起用がまさかの事態を招いた。

 序盤はロースコアで進んでいたが、選手の交代が増えるなかで徐々に日本選手のトランジションが遅れ、平均年齢24歳と若手中心の韓国にアーリーオフェンスから得点を許すなど、リードを広げられる展開に。後半も勢いは止まらず3Q終了時には52-72と20点差をつけられた。

 圧倒的劣勢に立たされた日本は4Q開始からメンバーをスターティングラインナップに戻し、巻き返しを図ると徐々に点差が縮まる。残り39秒に馬場雄大のハッスルディフェンスが相手の8秒バイオレーションを誘い、直後の攻撃で河村勇輝がフリースローを沈め勝ち越しに成功。しかし韓国が粘りを見せ大逆転勝利とはならなかった。

 世界ランクで日本を大きく下回り、五輪出場も叶わなかった韓国代表。スリーポイントを6/11沈め、ゲームハイの27点をスコアしたイ・ジョンヒョンをはじめ、スリーポイントがチーム合計で11/22(日本は11/35)と日本のお株を買うような試合内容を披露した。

 この勝利には韓国のバスケファンも喜びを隠せないようで、
「韓国が日本に勝ったぞ!」
「本当にうれしい」
「このクレイジーな勝利を見ろ!」
「帰化選手なしで平均24歳のチームで日本に勝った」
「韓国代表もオリンピックに出られる?」
といった声がSNS上に見られた。

構成●THE DIGEST編集部

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