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日本代表

バスケ日本、韓国にリベンジし国内強化試合白星締め!NBA挑戦表明の河村勇輝がゲームを支配<DUNKSHOOT>

萩原誠(ダンクシュート編集部)

2024.07.07

河村はチーム最多9アシストの活躍。ゲームを支配し勝利に導いた。写真:梅月智史(THE DIGEST編集部)

河村はチーム最多9アシストの活躍。ゲームを支配し勝利に導いた。写真:梅月智史(THE DIGEST編集部)

 バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング26位)は7月7日、パリ五輪に向けた強化試合「SoftBank CUP 2024(東京大会)」第2戦で韓国代表(同50位)と対戦。88-80で勝利し、国内最後の強化試合を締めくくった。

 2日前の第1戦を1点差で落とした日本は立ち上がり、渡邉飛勇がチーム最初の5点をあげるも、相手に立て続けに3ポイントを許して5-10と追いかける展開に。それでもチーム最年少20歳のジェイコブス晶、川真田紘也が豪快なダンクを叩き込むなど途中出場組が奮起。19-22と追い上げて第1クォーターを終える。

 第2クォーターも韓国の高精度な長距離砲に手を焼くなか、流れを変えたのはこの試合前にNBAメンフィス・グリズリーズとのエグジビット10契約が発表された河村勇輝だ。切れ味鋭いドライブからジョシュ・ホーキンソンやジェイコブス、吉井裕鷹のゴールを次々と演出し、前半残り2分半に逆転。直後には自らターンアラウンドジャンパーを捻じ込み、43-39リードして折り返した。
 
 勢いに乗る日本は後半も開始4分20秒間で15-3のランを展開しリードを拡大。この間の全得点を河村が演出(2連続3ポイント+4アシスト)し、172cmの司令塔がゲームを支配した。

 第3クォーターを68-57で終えた日本は最終第4クォーターもリードを守り切って勝利。ホーキンソンがチーム最多の34得点、14リバウンド、2ブロック、河村が17得点(後半14点)、9アシストとチームを牽引。ジェイコブスが8得点、7リバウンド、渡邉と川真田が各7得点をマークした。

 チーム全体で3ポイント成功率29.2%(7/24)、17ターンオーバーと課題は残したものの、国内の強化試合4戦目でようやく白星を手にしたAKATSUKI JAPAN。今後は現在の16人から正式メンバー12人を選考。欧州遠征でW杯優勝のドイツ(FIBAランキング3位)、準優勝のセルビア(同4位)と最後の仕上げを行ない、パリ五輪本番を迎える。

■男子日本代表 パリ五輪対戦スケジュール
※日時は日本時間。カッコ内はFIBAランキング(日本は26位)。

7月27日20:30 vsドイツ(3)
7月30日24:15 vsフランス(9)
8月2日18:00 vs最終予選ラトビア会場勝者

構成●ダンクシュート編集部

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