富永啓生が夢へとつながる切符を掴んだ!
7月5日、富永のマネジメントを担当する株式会社インディペンデンスが、NBAのインディアナ・ペイサーズより「エグジビット10」契約のオファーがあり、それを受諾したと発表した。
「エグジビット10」は、シーズン前にかわされる無保証の契約で、各チーム最大6名まで契約可能。チームは選手に対し、開幕前に2WAY契約(NBAと傘下のGリーグ、双方と結ぶ契約)に切り替えることができ、選手はトレーニングキャンプでウェイブ(契約解除)された場合でも、傘下のGリーグチームに所属し、60日間在籍すれば最大5万ドルのボーナスが支給される。
2019年には馬場雄大がダラス・マーベリックスと、20年には渡邊雄太がトロント・ラプターズと同契約を結び、渡邊は2WAY契約を経て本契約へとつなげた例がある。
富永はかねてからの夢であるNBA入りを目指し、地元の桜丘高校を卒業後の2019年に渡米。短大を経て21年にNCAAディビジョンⅠのネブラスカ大に進学すると、年々成績を伸ばし、同大が所属するビッグテン・カンファレンスでも注目の存在になっていった。
最終シーズンの昨季は32試合で平均15.1点、3ポイント成功率37.6%を記録。チームを10年ぶりのNCAAトーナメントに導いたほか、大会期間中の3ポイントコンテストでは堂々の優勝を果たし、全米にその名を轟かせた。
昨年5月にはNBAドラフトにエントリー(のちに取り下げ)し、ペイサーズのワークアウトに参加。ここで好アピールを披露したことが、今回の契約につながったと見られる。
今夏は若手の登竜門のNBAサマーリーグを見送り、オリンピックに専念することを明かしていたが、吉報を手にパリの地に向かえることになった。
構成●ダンクシュート編集部
NBAドラフト、富永啓生は指名されず。2WAY契約、Gリーグなど別ルートから夢舞台を目指すことに<DUNKSHOOT>
7月5日、富永のマネジメントを担当する株式会社インディペンデンスが、NBAのインディアナ・ペイサーズより「エグジビット10」契約のオファーがあり、それを受諾したと発表した。
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2019年には馬場雄大がダラス・マーベリックスと、20年には渡邊雄太がトロント・ラプターズと同契約を結び、渡邊は2WAY契約を経て本契約へとつなげた例がある。
富永はかねてからの夢であるNBA入りを目指し、地元の桜丘高校を卒業後の2019年に渡米。短大を経て21年にNCAAディビジョンⅠのネブラスカ大に進学すると、年々成績を伸ばし、同大が所属するビッグテン・カンファレンスでも注目の存在になっていった。
最終シーズンの昨季は32試合で平均15.1点、3ポイント成功率37.6%を記録。チームを10年ぶりのNCAAトーナメントに導いたほか、大会期間中の3ポイントコンテストでは堂々の優勝を果たし、全米にその名を轟かせた。
昨年5月にはNBAドラフトにエントリー(のちに取り下げ)し、ペイサーズのワークアウトに参加。ここで好アピールを披露したことが、今回の契約につながったと見られる。
今夏は若手の登竜門のNBAサマーリーグを見送り、オリンピックに専念することを明かしていたが、吉報を手にパリの地に向かえることになった。
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