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バスケアメリカ代表に“弱点”発覚?意外なミス連発にカリーは「恥ずかしい」レブロンも「マジで得意じゃない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.07.09

カリー(右)やエンビード(左)は、意外にもボール回しができないようだ。(C)Getty Images

 7月27日に開幕するパリ五輪男子バスケットボール競技において、金メダルの最右翼と目されているのがアメリカ代表だ。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)らを筆頭に、NBAの超豪華スーパースターが名を連ねるロスターは、"現代版ドリームチーム"と称しても何ら問題ないだろう。

 しかし、そんな彼らに弱点が発覚した。おそらく、バスケ経験者のほとんどが挑戦したことがあるであろう、"指の上でのボール回し"ができないのだ。

 これが判明したのは、アメリカ代表がメディア向けにフィルムセッションを行なっていた最中。指の上でボールを回せるかを問われたジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が「いや、できない。チームでできないのはおそらく俺だけだ」と答えていたが、なんと彼以外にもできない選手が続出していた。
 
 まずはカリー。「僕はバスケットボールでたくさんのことができる。たくさんのことがね。(けど)それは僕ができないことのひとつだ。最も恥ずかしいことのひとつだね。指の上でボールを回すなんて、考えただけでも緊張するよ」と話しながらチャレンジするも失敗し、ボールを叩きつけて悔しさを露わにした。

 さらには"キング"レブロンも「マジで得意じゃないんだ」と笑いながら告白し、やや怪しい手つきで挑戦。タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)も「0.5秒くらいならたぶんいける」との言葉通り、すぐにボールを落としていた。

 もちろん、デュラントやアンソニー・デイビス(レイカーズ)、デビン・ブッカー(サンズ)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)など、大半の選手たちが上手にできていた。特にドリュー・ホリデー(ボストン・セルティックス)は、一度ボールをヒザでリフティングした後に、再度指の上で回すという離れ業までやってのけていた。

 そのなかで、できない、あるいは苦手と宣言した4人中3人がMVP経験者という事実。ボール回しの上手さとコート上でのハイパフォーマンスは、まったく相関性がないようだ。

構成●ダンクシュート編集部

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