日本時間7月31日に行なわれた、パリ五輪男子バスケットボールボールのグループB第2戦。日本は世界ランキング9位で、開催国でもある強豪フランス相手にオーバータイムまでもつれる大激戦を演じたものの、90-94で惜敗した。
本当にあと一歩のところだった。日本は第4クォーター残り10秒の時点で84-80とリードしていたが、そこからマシュー・ストラゼルに3ポイントを決められ、さらに河村勇輝のファウルも重なり4点プレーを献上。心身ともに限界だった日本は延長で力尽きるも、今や列強と互角に渡り合うことができると十分に証明したゲームとなった。
日本の大健闘のほかにもうひとつ、この試合で話題になったのが、開幕前にFIBAが発表したデータにおいて、今大会最小選手となっていた167cmの富樫勇樹と、同最長身選手である222cm(NBAでの登録は224cm)のヴィクター・ウェンバンヤマが同じコートに立ったことだ。
実に55cm差の2人は、ディフェンスがスイッチした関係などもあり試合中に何度かマッチアップ。その際の写真を『The Sporting News』ら多くの海外メディアがSNSに投稿したのだが、2人の立ち位置や富樫がディフェンスのために前傾姿勢になっていることもあり、富樫の顔がウェンバンヤマの腰付近にある驚きの構図となっている。
この写真に多くのファンが衝撃を受け、「フォトショで加工してる?」「この身長差で戦っているのは凄い」「本当に同じ種族なのか」など様々な声が上がったほか、NBA史上最小選手として知られる160cmのマグジー・ボーグス(元シャーロット・ホーネッツほか)も反応。「少し見覚えがある」という文言とともに、自身とアルビダス・サボニス(元ポートランド・トレイルブレイザーズ/221cm)が1986年の世界選手権(現ワールドカップ)で並んで写っている写真を投稿した。
富樫だけではなく、172cmの河村もウェンバンヤマとは50cmの身長差があった。それでも臆することなくドライブや3ポイントを放ち、両軍最多29得点を奪取。その姿は「サイズでプレーしているんじゃない。ハートでプレーしているんだ」というアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)の名言を体現しているかのようだった。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】パリ五輪に挑むバスケットボール男子日本代表のメンバー12名を一挙紹介!
本当にあと一歩のところだった。日本は第4クォーター残り10秒の時点で84-80とリードしていたが、そこからマシュー・ストラゼルに3ポイントを決められ、さらに河村勇輝のファウルも重なり4点プレーを献上。心身ともに限界だった日本は延長で力尽きるも、今や列強と互角に渡り合うことができると十分に証明したゲームとなった。
日本の大健闘のほかにもうひとつ、この試合で話題になったのが、開幕前にFIBAが発表したデータにおいて、今大会最小選手となっていた167cmの富樫勇樹と、同最長身選手である222cm(NBAでの登録は224cm)のヴィクター・ウェンバンヤマが同じコートに立ったことだ。
実に55cm差の2人は、ディフェンスがスイッチした関係などもあり試合中に何度かマッチアップ。その際の写真を『The Sporting News』ら多くの海外メディアがSNSに投稿したのだが、2人の立ち位置や富樫がディフェンスのために前傾姿勢になっていることもあり、富樫の顔がウェンバンヤマの腰付近にある驚きの構図となっている。
この写真に多くのファンが衝撃を受け、「フォトショで加工してる?」「この身長差で戦っているのは凄い」「本当に同じ種族なのか」など様々な声が上がったほか、NBA史上最小選手として知られる160cmのマグジー・ボーグス(元シャーロット・ホーネッツほか)も反応。「少し見覚えがある」という文言とともに、自身とアルビダス・サボニス(元ポートランド・トレイルブレイザーズ/221cm)が1986年の世界選手権(現ワールドカップ)で並んで写っている写真を投稿した。
富樫だけではなく、172cmの河村もウェンバンヤマとは50cmの身長差があった。それでも臆することなくドライブや3ポイントを放ち、両軍最多29得点を奪取。その姿は「サイズでプレーしているんじゃない。ハートでプレーしているんだ」というアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)の名言を体現しているかのようだった。
構成●ダンクシュート編集部
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