パリオリンピック開幕を目前に控え、FIBA(国際バスケットボール連盟)公式サイトが今大会に出場する男子バスケットボール選手のデータを公開。年齢(最年長・最年少)、身長(最長身・最小)の各ランキングを発表した。
今大会の出場選手は総勢144名(1チーム12人×12か国)。その中で“最も小さい選手”となるのは、日本の富樫勇樹だ。
2大会連続のオリンピック出場となる富樫は、身長167cm。国内のBリーグでも最も小さい部類に入るが、同じく大会最小選手として臨んだ昨年のワールドカップに続き、“世界最小キャプテン”として日本代表を牽引する。
160cm台は今大会ただ1人で、2位には172cmの河村勇輝がランクイン。FIBAは「身長が低いからといってインパクトが小さいわけではない。日本のYuki’s、カワムラとトガシは、スティールやチームメイトへのアシスト、3ポイントシュートを決めるだろう」と、日本が誇るスモールガードコンビの注目ポイントを挙げている。
■最低身長TOP5
※身長はFIBAに記載されているもの
1位:富樫勇樹(日本)/167cm
2位:河村勇輝(日本)/172cm
3位:ヤゴ・サントス(ブラジル)/178cm
3位:アンドリュー・アルビシー(フランス)/178cm
5位:ジョーダン・ハワード(プエルトリコ)/180cm
5位:トレモント・ウォーターズ(プエルトリコ)/180cm
■最高身長TOP5
※身長はFIBAに記載されているもの
1位:ヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス)/222cm
2位:ヨルゴス・パパヤニス(ギリシャ)/217cm
3位:ルディ・ゴベア(フランス)/216cm
3位:ウロス・プラブシッチ(セルビア)/216cm
3位:カーマン・マルアッチ(南スーダン)/216cm
対する高身長ランキングでは、“フランスの至宝”ウェンバンヤマがトップに君臨。NBAでの登録身長は224cmだが、今大会は222cmに。それでも全選手中唯一の220cm台で、富樫との身長差は驚異の「55cm」となった。7月30日のグループ第2戦ではフランスと日本の直接対決があるだけに、両者のサイズの差にも注目が集まりそうだ。
なお、今年1月に20歳になったばかりのウェンバンヤマは、最年少ランキングでも日本のジェイコブス晶に次ぐ4位にランクイン。開催国フランスの新たな象徴として、華々しい世界デビューが期待されている。
■最年少TOP5
※年齢は7月26日の五輪開幕時点。カッコ内は生年月日
1位:カーマン・マルアッチ(南スーダン)/17歳(2006年9月14日)
2位:ビラル・クリバリー(フランス)/20歳(2004年7月26日)
3位:ジェイコブス晶(日本)/20歳(2004年4月13日)
4位:ヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス)/20歳(2004年1月4日)
5位:ニコラ・ヨビッチ(セルビア)/21歳(2003年6月9日)
■最年長TOP5
※年齢は7月26日の五輪開幕時点。カッコ内は生年月日
1位:マルセロ・ウェルタス(ブラジル)/41歳(1983年5月25日)
2位:レブロン・ジェームズ(アメリカ)/39歳(1984年12月30日)
3位:ルディ・フェルナンデス(スペイン)/39歳(1985年4月4日)
4位:ナンド・デ・コロ(フランス)/37歳(1987年6月23日)
5位:ジョー・イングルズ(オーストラリア)/36歳(1987年10月2日)
最後に最年長ランキングでは、ブラジルのウェルタスが唯一の40代でトップ、次いで“キング”レブロンが名を連ねた。レブロンがNBAデビューを飾ったのは2003年10月。この時にはジェイコブスやウェンバンヤマらはまだ生まれてすらいなかったのだから、改めてその長寿ぶりには驚くばかりだ。
ちなみに、アメリカ代表はほかにもステフィン・カリー(36歳)が7位、ケビン・デュラント(35歳)が9位と、最多の3選手がトップ10に入っている。
パリ五輪の男子バスケットボールは、開会式翌日の27日にスタート。「小柄な者も長身の者も、年長者も若者も、2024年パリオリンピックでは、そのすべてを見ることができるだろう」というFIBAの言葉通り、様々な個性の躍動に注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
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今大会の出場選手は総勢144名(1チーム12人×12か国)。その中で“最も小さい選手”となるのは、日本の富樫勇樹だ。
2大会連続のオリンピック出場となる富樫は、身長167cm。国内のBリーグでも最も小さい部類に入るが、同じく大会最小選手として臨んだ昨年のワールドカップに続き、“世界最小キャプテン”として日本代表を牽引する。
160cm台は今大会ただ1人で、2位には172cmの河村勇輝がランクイン。FIBAは「身長が低いからといってインパクトが小さいわけではない。日本のYuki’s、カワムラとトガシは、スティールやチームメイトへのアシスト、3ポイントシュートを決めるだろう」と、日本が誇るスモールガードコンビの注目ポイントを挙げている。
■最低身長TOP5
※身長はFIBAに記載されているもの
1位:富樫勇樹(日本)/167cm
2位:河村勇輝(日本)/172cm
3位:ヤゴ・サントス(ブラジル)/178cm
3位:アンドリュー・アルビシー(フランス)/178cm
5位:ジョーダン・ハワード(プエルトリコ)/180cm
5位:トレモント・ウォーターズ(プエルトリコ)/180cm
■最高身長TOP5
※身長はFIBAに記載されているもの
1位:ヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス)/222cm
2位:ヨルゴス・パパヤニス(ギリシャ)/217cm
3位:ルディ・ゴベア(フランス)/216cm
3位:ウロス・プラブシッチ(セルビア)/216cm
3位:カーマン・マルアッチ(南スーダン)/216cm
対する高身長ランキングでは、“フランスの至宝”ウェンバンヤマがトップに君臨。NBAでの登録身長は224cmだが、今大会は222cmに。それでも全選手中唯一の220cm台で、富樫との身長差は驚異の「55cm」となった。7月30日のグループ第2戦ではフランスと日本の直接対決があるだけに、両者のサイズの差にも注目が集まりそうだ。
なお、今年1月に20歳になったばかりのウェンバンヤマは、最年少ランキングでも日本のジェイコブス晶に次ぐ4位にランクイン。開催国フランスの新たな象徴として、華々しい世界デビューが期待されている。
■最年少TOP5
※年齢は7月26日の五輪開幕時点。カッコ内は生年月日
1位:カーマン・マルアッチ(南スーダン)/17歳(2006年9月14日)
2位:ビラル・クリバリー(フランス)/20歳(2004年7月26日)
3位:ジェイコブス晶(日本)/20歳(2004年4月13日)
4位:ヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス)/20歳(2004年1月4日)
5位:ニコラ・ヨビッチ(セルビア)/21歳(2003年6月9日)
■最年長TOP5
※年齢は7月26日の五輪開幕時点。カッコ内は生年月日
1位:マルセロ・ウェルタス(ブラジル)/41歳(1983年5月25日)
2位:レブロン・ジェームズ(アメリカ)/39歳(1984年12月30日)
3位:ルディ・フェルナンデス(スペイン)/39歳(1985年4月4日)
4位:ナンド・デ・コロ(フランス)/37歳(1987年6月23日)
5位:ジョー・イングルズ(オーストラリア)/36歳(1987年10月2日)
最後に最年長ランキングでは、ブラジルのウェルタスが唯一の40代でトップ、次いで“キング”レブロンが名を連ねた。レブロンがNBAデビューを飾ったのは2003年10月。この時にはジェイコブスやウェンバンヤマらはまだ生まれてすらいなかったのだから、改めてその長寿ぶりには驚くばかりだ。
ちなみに、アメリカ代表はほかにもステフィン・カリー(36歳)が7位、ケビン・デュラント(35歳)が9位と、最多の3選手がトップ10に入っている。
パリ五輪の男子バスケットボールは、開会式翌日の27日にスタート。「小柄な者も長身の者も、年長者も若者も、2024年パリオリンピックでは、そのすべてを見ることができるだろう」というFIBAの言葉通り、様々な個性の躍動に注目したい。
構成●ダンクシュート編集部
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