パリ五輪

女子バスケ、日本はドイツに敗れてグループリーグ2連敗…。高田が15得点、町田が9アシストも要所で3ポイントが決まらず<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.08.01

日本は先発で起用された町田がゲームハイの9アシストをあげたが、ドイツに敗れて2連敗となった。(C)Getty Images

 8月1日、パリ五輪に出場中のバスケットボール女子日本代表(FIBAランキング9位)は、グループリーグ第2戦で初出場のドイツ(同19位)と対戦。初戦でベルギー(同6位)を下して波に乗る相手に64-75で敗れた。

 この日の日本は、山本麻衣が初戦のアメリカで脳震盪を負ったため欠場。先発は町田瑠唯、宮崎早織、林咲希、赤穂ひまわり、高田真希が務めた。

 ドイツに先制を許した日本は、赤穂のレイアップで同点とすると、林の3ポイントで逆転に成功するが、その後は平均身長186.3cmのドイツの高さ(日本は173.6cm)に苦しみ、第1クォーターは16-21と5点ビハインドで終える。

 第2クォーター序盤、日本は馬爪ステファニーと町田のレイアップ、高田の3ポイントとテンポよく得点を重ねて同点に追いつく。このまま一気に逆転と行きたかったが、2023年にWNBAのMVPに輝いたドイツのエース、サトゥ・サバリを止めることができず再び追う展開に。最後に町田→高田のホットラインが決まるも、36-42で折り返す。
 
 後半も前半と同様、日本は赤穂のレイアップでスタートすると、高田が2本連続で3ポイントを決めて同点に。しかし、以降はオフェンスが停滞し逆転には至らず、49-59と10点差をつけられた。

 勝負の第4クォーター、日本は宮崎の連続得点で一桁点差とし、残り1分8秒には林の3ポイントで5点差まで詰め寄ったものの、反撃もここまで。武器である3ポイントが要所で決まらず、グループリーグ2連敗となった。

 日本は高田が15得点、5リバウンド、宮崎が13得点、林が11得点、町田が9アシストをマークしたが、チーム全体で16ターンオーバー、3ポイント成功率30.0%(9/30)に終わった。

 日本は4日のグループリーグ最終戦でベルギーと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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