[パリオリンピック予選ラウンド第3戦]8月2日(金)@リール
日本 84-102 ブラジル
日本 |20|24|29|11|
ブラジル|31|24|22|25|
【日本代表|チーム採点】
3.5
八村塁をケガで欠いた日本は前半、ブラジルに3ポイント13本中11本成功の固め打ちを許し、44-55と11点のビハインドを背負って折り返し。それでも第3クォーターはジョシュ・ホーキンソンが4本の3ポイントを含む16得点、河村勇輝が9得点、6アシストと攻撃を牽引し4点差まで迫る。第4クォーター開始直後にはホーキンソンの5本目の3ポイントで1点差としたが、5点を追う残り5分から11-2のランを喫し、終盤に力尽きた。セカンドチャンス得点は29-17と相手を上回ったが、3ポイント成功率で39.0%対60.7%と打ち勝てず。
【日本代表|選手採点】
※採点は5点満点、「0.5」刻みで評価。スタッツの最後の項目は、その選手の出場時の得失点差。出場時間10分以下の選手は原則「評価なし」
PG 河村勇輝 4.5
出場時間/30分20秒
21得点・2リバウンド・10アシスト
1スティール・1ブロック・-6
第1Qはチーム最多の9得点をあげた反面、攻め気が裏目に出るシーンもあったが、第2Q以降見事に修正。後半は持ち味の攻めるディフェンスから流れを呼び込み、ホーキンソンとのホットラインで反撃の起点となった。得点とアシストによるダブルダブルは、今大会ドイツのデニス・シュルーダー(vs日本)に次ぐ2人目だ。
SG 比江島慎 2.5
出場時間/17分25秒
0得点・4リバウンド・2アシスト
0スティール・0ブロック・-8
貴重な攻撃の起点としてアシストや相手のファウルを誘うプレーで貢献するも、肝心のスコアリング面では3ポイント0/3で無得点。波に乗り切れず、第3Q残り5分以降はベンチで戦況を見守った。
SF 吉井裕鷹 4.0
出場時間/31分58秒
5得点・2リバウンド・1アシスト
1スティール・0ブロック・-13
八村の離脱により先発に復帰。攻防両面において、いてほしい場面・場所に顔を出し、つなぎ役を全うした。第4Q終盤に痛いターンオーバーはあったものの、ホーキンソン、渡邊に次ぐプレータイムを獲得するなど、今大会の奮闘ぶりはファンの胸を打った。
PF 渡邊雄太 4.5
出場時間/35分47秒
14得点・9リバウンド・0アシスト
0スティール・3ブロック・-5
“日本の魂”はゴール下で肉弾戦を繰り広げ、幾度となく相手のシュートを阻止。あれだけディフェンスに全力を注ぎながら、2試合連続(計77分間)でファウルはゼロと高い守備力を見せつけた。求められるものは多いだけに、欲を言えば2ポイント(4/9)、3ポイント(2/8)のうち、もう1、2本は決めたかった。
C ジョシュ・ホーキンソン 5.0
出場時間/35分52秒
26得点・10リバウンド・2アシスト
0スティール・2ブロック・-7
前半は7得点、7リバウンドと苦しい時間帯を耐えしのぎ、第3Qに16得点と爆発。3ポイントは第4Qにかけて5本連続で沈めたほか、守備では最後尾に君臨しながら速攻の最前線を走った献身性は脱帽ものだ。勝利には届かなかったが、2試合連続で満点評価を与えたい。
SUB 馬場雄大 3.5
出場時間/22分40秒
11得点・0リバウンド・1アシスト
1スティール・0ブロック・+2
過去2戦は出場7分間で無得点と存在感を失っていたが、最後の大一番で持ち味を発揮。第2Qは2本の3ポイントとダンクで8得点、第3Qもファウルは奪えなかったがスティールから速攻に持ち込む“らしさ”を見せた。チームとして波に乗っていたなか、第2Q終盤に3ポイントをためらったシーンはもったいなかった。
COACH トム・ホーバス 3.5
八村不在のなか、第1Qから富永啓生をローテーションに組み込み、前半までに全選手を起用する総力戦で格上に対抗。堅守速攻で後半に巻き返す得意のスタイルは出せたものの、前半の相手の3ポイント攻勢を止められなかったのが最後まで響いた。後半の主軸の出来が良かっただけに、交代のタイミングが難しかったのは致し方ないか。
構成●ダンクシュート編集部
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日本 84-102 ブラジル
日本 |20|24|29|11|
ブラジル|31|24|22|25|
【日本代表|チーム採点】
3.5
八村塁をケガで欠いた日本は前半、ブラジルに3ポイント13本中11本成功の固め打ちを許し、44-55と11点のビハインドを背負って折り返し。それでも第3クォーターはジョシュ・ホーキンソンが4本の3ポイントを含む16得点、河村勇輝が9得点、6アシストと攻撃を牽引し4点差まで迫る。第4クォーター開始直後にはホーキンソンの5本目の3ポイントで1点差としたが、5点を追う残り5分から11-2のランを喫し、終盤に力尽きた。セカンドチャンス得点は29-17と相手を上回ったが、3ポイント成功率で39.0%対60.7%と打ち勝てず。
【日本代表|選手採点】
※採点は5点満点、「0.5」刻みで評価。スタッツの最後の項目は、その選手の出場時の得失点差。出場時間10分以下の選手は原則「評価なし」
PG 河村勇輝 4.5
出場時間/30分20秒
21得点・2リバウンド・10アシスト
1スティール・1ブロック・-6
第1Qはチーム最多の9得点をあげた反面、攻め気が裏目に出るシーンもあったが、第2Q以降見事に修正。後半は持ち味の攻めるディフェンスから流れを呼び込み、ホーキンソンとのホットラインで反撃の起点となった。得点とアシストによるダブルダブルは、今大会ドイツのデニス・シュルーダー(vs日本)に次ぐ2人目だ。
SG 比江島慎 2.5
出場時間/17分25秒
0得点・4リバウンド・2アシスト
0スティール・0ブロック・-8
貴重な攻撃の起点としてアシストや相手のファウルを誘うプレーで貢献するも、肝心のスコアリング面では3ポイント0/3で無得点。波に乗り切れず、第3Q残り5分以降はベンチで戦況を見守った。
SF 吉井裕鷹 4.0
出場時間/31分58秒
5得点・2リバウンド・1アシスト
1スティール・0ブロック・-13
八村の離脱により先発に復帰。攻防両面において、いてほしい場面・場所に顔を出し、つなぎ役を全うした。第4Q終盤に痛いターンオーバーはあったものの、ホーキンソン、渡邊に次ぐプレータイムを獲得するなど、今大会の奮闘ぶりはファンの胸を打った。
PF 渡邊雄太 4.5
出場時間/35分47秒
14得点・9リバウンド・0アシスト
0スティール・3ブロック・-5
“日本の魂”はゴール下で肉弾戦を繰り広げ、幾度となく相手のシュートを阻止。あれだけディフェンスに全力を注ぎながら、2試合連続(計77分間)でファウルはゼロと高い守備力を見せつけた。求められるものは多いだけに、欲を言えば2ポイント(4/9)、3ポイント(2/8)のうち、もう1、2本は決めたかった。
C ジョシュ・ホーキンソン 5.0
出場時間/35分52秒
26得点・10リバウンド・2アシスト
0スティール・2ブロック・-7
前半は7得点、7リバウンドと苦しい時間帯を耐えしのぎ、第3Qに16得点と爆発。3ポイントは第4Qにかけて5本連続で沈めたほか、守備では最後尾に君臨しながら速攻の最前線を走った献身性は脱帽ものだ。勝利には届かなかったが、2試合連続で満点評価を与えたい。
SUB 馬場雄大 3.5
出場時間/22分40秒
11得点・0リバウンド・1アシスト
1スティール・0ブロック・+2
過去2戦は出場7分間で無得点と存在感を失っていたが、最後の大一番で持ち味を発揮。第2Qは2本の3ポイントとダンクで8得点、第3Qもファウルは奪えなかったがスティールから速攻に持ち込む“らしさ”を見せた。チームとして波に乗っていたなか、第2Q終盤に3ポイントをためらったシーンはもったいなかった。
COACH トム・ホーバス 3.5
八村不在のなか、第1Qから富永啓生をローテーションに組み込み、前半までに全選手を起用する総力戦で格上に対抗。堅守速攻で後半に巻き返す得意のスタイルは出せたものの、前半の相手の3ポイント攻勢を止められなかったのが最後まで響いた。後半の主軸の出来が良かっただけに、交代のタイミングが難しかったのは致し方ないか。
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