NBA

オフ返上でパリ五輪を戦ったレブロン&デイビス。疲労が不安もレイカーズHCは「そんなこと心配していない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.09.09

疲労の蓄積が心配されるレブロン(左)とデイビス(右)だが、レディック新HCは何ら不安視していないようだ。(C)Getty Images

 今夏行なわれたパリ五輪の男子バスケットボール競技で、アメリカ代表は見事に金メダルを獲得。6戦無敗で頂点まで駆け上がり、大会5連覇を成し遂げた。

 その中核となったのが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスだ。レブロンは大会MVPに輝く素晴らしい活躍を披露、デイビスもディフェンスの要としてインサイドで躍動し、母国の優勝に大きく貢献した。

 充実した夏を過ごした2人。その一方で気になるのが、オフ返上でオリンピックに参戦したことによる疲労の蓄積だ。

 レブロンは年末に40歳を迎えるし、31歳のデイビスも故障体質なだけに、長いシーズンを乗り切れるか非常に不安なところ。チームの2枚看板が崩れればレイカーズは低迷必至なだけに、ファンとしても気がかりだろう。
 
 ただ、今季からレイカーズのヘッドコーチを務めるJJ・レディックは、2人のコンディションについて何も心配していない様子。『Spectrum Network』のポッドキャスト番組『Lakeshow』にゲスト出演した新米指揮官は、オリンピックを戦った両エースの状態について言及した。

「彼らはあらゆる意味でプロフェッショナルだ。(シーズンが開幕する)10月22日にプレーする準備ができているかどうか、コンディションが整っているかどうか、そんなことは心配していない。コーチングスタッフと協力して、彼らがレギュラーシーズン開幕に向けて万全の態勢で臨めるようにするつもりだ。トレーニングキャンプやプレシーズンゲームには、必ず参加することになるよ」

 レディックはそう語っているものの、2人のコンディションだけではなく、新人指揮官である自身の手腕を含め、今季のレイカーズに不安要素が多いのは間違いない。はたしてそういった懐疑的な声を跳ね除け、今季の成功を収めることができるのか。西の名門の2024-25シーズンに要注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】39歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの"キング"レブロン・ジェームズ特集!
NEXT
PAGE
【動画】レブロン&ADで73得点!昨季グリズリーズ戦ハイライト