今夏に完全FA(フリーエージェント)になったデマー・デローザンは、3チーム間のサイン&トレードでシカゴ・ブルズからサクラメント・キングスへ移籍し、新天地でNBAキャリア16シーズン目を迎える。
2009年のドラフト1巡目9位でトロント・ラプターズから指名されてリーグ入りすると、ラプターズで9シーズン、サンアントニオ・スパーズとブルズでそれぞれ3シーズンを過ごし、オールスターに6度、オールNBAチームに3度選出。
先月35歳を迎えたベテランウイングは3ポイントに頼らず、ドライブからのレイアップやダンク、ミドルジャンパーを中心にネットを揺らし、2013-14シーズンから11年連続で平均20点以上を記録している。
そんなデローザンは現地時間9月9日(日本時間10日)に公開された、ポール・ジョージ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)のポッドキャスト番組『Podcast P with Paul George』の最新エピソードで、ブルズ時代の同僚アレックス・カルーソ(現オクラホマシティ・サンダー)を"歴代トップ3"に入るチームメイトだと明かしていた。
「シカゴで過ごした時間ですごく感謝しているのは、チームメイトたちさ。コビー・ホワイトからパット(パトリック)ウィリアムズ、ヴューチ(ニコラ・ヴュチェビッチ)、ザック(ラビーン)、ロンゾ(ボール)、一緒にプレーしてきたみんなだ。特別な時間だったよ。あそこでこれまでとは違う絆を築くことができたのは確かだね。
そしてAC(カルーソ)。彼を気に入っている。おそらく僕のキャリアの中でもトップ3に入る大好きなチームメイトさ。彼は僕がどうやって挨拶するか毎回わかってくれている。彼とは本当に仲がいいんだ」
ブルズに同期入団し、3シーズンを共闘したデローザンとカルーソ。得点源を務めた前者に対し、後者はロールプレーヤーとしてチームを支え、オールディフェンシブチームに2度、昨季はハッスル・アウォードも受賞し、評価を高めた。
今夏にデローザンは生まれ故郷のカリフォルニア州に本拠地を置くキングスへ移籍、カルーソは初めて契約を結んだNBAチーム(サンダー)へ帰還し、今季からはコート上で競い合うことになる。
かつてデローザンはラプターズで6年間一緒にプレーしたカイル・ラウリー(現シクサーズ)を親友の1人に挙げていたが、ブルズで苦楽を共にしたカルーソとも特別な関係を築くことができたようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「勝つ機会を探し求めていた」デローザンがキングス移籍の経緯を明かす「僕ならこのチームを限界まで引き上げることができる」<DUNKSHOOT>
「次のステップは当然優勝」と語るキングスのフォックスを、今季から同僚のデローザンが絶賛「リーグトップPGの1人」<DUNKSHOOT>
うつ病経験もあるデローザンが、キングスでのリーダーシップ発揮に自信「どんなことだろうと僕は与えられる」<DUNKSHOOT>
2009年のドラフト1巡目9位でトロント・ラプターズから指名されてリーグ入りすると、ラプターズで9シーズン、サンアントニオ・スパーズとブルズでそれぞれ3シーズンを過ごし、オールスターに6度、オールNBAチームに3度選出。
先月35歳を迎えたベテランウイングは3ポイントに頼らず、ドライブからのレイアップやダンク、ミドルジャンパーを中心にネットを揺らし、2013-14シーズンから11年連続で平均20点以上を記録している。
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「シカゴで過ごした時間ですごく感謝しているのは、チームメイトたちさ。コビー・ホワイトからパット(パトリック)ウィリアムズ、ヴューチ(ニコラ・ヴュチェビッチ)、ザック(ラビーン)、ロンゾ(ボール)、一緒にプレーしてきたみんなだ。特別な時間だったよ。あそこでこれまでとは違う絆を築くことができたのは確かだね。
そしてAC(カルーソ)。彼を気に入っている。おそらく僕のキャリアの中でもトップ3に入る大好きなチームメイトさ。彼は僕がどうやって挨拶するか毎回わかってくれている。彼とは本当に仲がいいんだ」
ブルズに同期入団し、3シーズンを共闘したデローザンとカルーソ。得点源を務めた前者に対し、後者はロールプレーヤーとしてチームを支え、オールディフェンシブチームに2度、昨季はハッスル・アウォードも受賞し、評価を高めた。
今夏にデローザンは生まれ故郷のカリフォルニア州に本拠地を置くキングスへ移籍、カルーソは初めて契約を結んだNBAチーム(サンダー)へ帰還し、今季からはコート上で競い合うことになる。
かつてデローザンはラプターズで6年間一緒にプレーしたカイル・ラウリー(現シクサーズ)を親友の1人に挙げていたが、ブルズで苦楽を共にしたカルーソとも特別な関係を築くことができたようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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