マイアミ・ヒートと言えば、2010年にレブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュの結成された"スリーキングス"が有名だ。03年のドラフト同期で結成されたビッグ3は結成1年目からNBAファイナルに勝ち進み、12、13年にリーグ連覇を果たした。
もっとも、1988年に創設されたチームが最初に頂点に立ったのは06年。この年は結成2年目のウェイドとシャキール・オニール(シャック)の強力コンビのほか、サポーティングキャストにユドニス・ハズレム、アントワン・ウォーカー、ジェイソン・ウィリアムズ、ゲイリー・ペイトン、アロンゾ・モーニング、ジェームズ・ポージーら各ポジションにタレントが揃っていた。
しかしチームは開幕から11勝10敗とスタートダッシュに失敗し、スタン・ヴァン・ガンディHC(ヘッドコーチ)を解任。後任にはパット・ライリーが就任し、41勝20敗と持ち直すと、プレーオフのカンファレンス決勝では前年に敗れたデトロイト・ピストンズを4勝2敗で撃破し、ファイナルに勝ち進む、最終決戦ではダラス・マーベリックスに2連敗スタートも、ウェイドの超人的なプレーで第3戦から4連勝を飾り、初の王座に就いた。
そんななか、05年オフにヒートにトレードで加入し、シックスマンとして初優勝に貢献した元オールスター選手のウォーカーが『Forgotten Seasons』に出演。当時を振り返った。
「シャックは当時、多くのパーティーをやっていた。とにかく楽しいシーズンだったよ。スタートが悪くなければ、60勝できたかもしれない。それでも52勝はできたけど、7戦シリーズで俺たちを倒すのは難しいだろうと常に思っていた。チームがまとまって上手く噛み合うようになれば、それはわかっていた」
さらにウォーカーは次のように続けた。
「いつもみんなに言うんだけど、あんなにパーティーをしてバスケットボールをしたのは生まれて初めてだったよ。あの15人の結束はとても強かった。俺たちはお互いにつるんでいた。内部では何の問題もなかった。本当に特別な年だったんだ。このことは一生忘れないだろうね。大学でのチャンピオンシップも特別だったけど、NBAという大舞台で、あのメンバーと一緒に成し遂げたことも特別なんだ」
NBAで優勝するためには充実した戦力はもちろん、高いチームケミストリーも求められる。ウォーカーは2005―06シーズンのヒートはその両方を備えたスペシャルなチームだったと懐かしんでいた。
構成●ダンクシュート編集部
もっとも、1988年に創設されたチームが最初に頂点に立ったのは06年。この年は結成2年目のウェイドとシャキール・オニール(シャック)の強力コンビのほか、サポーティングキャストにユドニス・ハズレム、アントワン・ウォーカー、ジェイソン・ウィリアムズ、ゲイリー・ペイトン、アロンゾ・モーニング、ジェームズ・ポージーら各ポジションにタレントが揃っていた。
しかしチームは開幕から11勝10敗とスタートダッシュに失敗し、スタン・ヴァン・ガンディHC(ヘッドコーチ)を解任。後任にはパット・ライリーが就任し、41勝20敗と持ち直すと、プレーオフのカンファレンス決勝では前年に敗れたデトロイト・ピストンズを4勝2敗で撃破し、ファイナルに勝ち進む、最終決戦ではダラス・マーベリックスに2連敗スタートも、ウェイドの超人的なプレーで第3戦から4連勝を飾り、初の王座に就いた。
そんななか、05年オフにヒートにトレードで加入し、シックスマンとして初優勝に貢献した元オールスター選手のウォーカーが『Forgotten Seasons』に出演。当時を振り返った。
「シャックは当時、多くのパーティーをやっていた。とにかく楽しいシーズンだったよ。スタートが悪くなければ、60勝できたかもしれない。それでも52勝はできたけど、7戦シリーズで俺たちを倒すのは難しいだろうと常に思っていた。チームがまとまって上手く噛み合うようになれば、それはわかっていた」
さらにウォーカーは次のように続けた。
「いつもみんなに言うんだけど、あんなにパーティーをしてバスケットボールをしたのは生まれて初めてだったよ。あの15人の結束はとても強かった。俺たちはお互いにつるんでいた。内部では何の問題もなかった。本当に特別な年だったんだ。このことは一生忘れないだろうね。大学でのチャンピオンシップも特別だったけど、NBAという大舞台で、あのメンバーと一緒に成し遂げたことも特別なんだ」
NBAで優勝するためには充実した戦力はもちろん、高いチームケミストリーも求められる。ウォーカーは2005―06シーズンのヒートはその両方を備えたスペシャルなチームだったと懐かしんでいた。
構成●ダンクシュート編集部
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