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「他球団が何しようとどうでもいい」タウンズのニックス移籍にブラウンは無関心。一方ホーフォードは「大きい動きになる」と警戒<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.09.30

はたしてニックスのタウンズ獲得は吉と出るのか?(C)Getty Images

 現地時間9月27日(日本時間28日、日付は以下同)、10月1日のトレーニングキャンプ開始直前に衝撃のトレードが行なわれたことを、米スポーツ専門メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 このトレードは3チーム間のもので、ミネソタ・ティンバーウルブズがカール・アンソニー・タウンズをニューヨーク・ニックスへ放出し、ニックスはジュリアス・ランドルとドンテ・ディビンチェンゾ、2025年のドラフト1巡目指名権(条件付き/デトロイト・ピストンズ経由)をウルブズへ、デイクワン・ジェフリーズと金銭、ドラフト補償をシャーロット・ホーネッツへ送るというもの。

 もっとも、29日の時点でリーグや各チームからの発表はなく、米スポーツ専門局『ESPN』のラモーナ・シェルバーン記者は大型トレードについて順調に進められているものの、まだ正式には成立していないと報道。
 
 ただ、ランドルは自身のソーシャルメディアで「ニューヨーク!ありがとう」と投稿していることから、最終的に多少の変動があるかもしれないが、近日中に正式に成立することが予想されている。

 ウルブズは昨季ウエスタン・カンファレンス3位の56勝26敗(勝率68.3%)を記録し、プレーオフではカンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだ優勝候補の一角。そんな状況下で、アンソニー・エドワーズと並ぶオールスタービッグマンを手放し、オールスター選出3度を誇るランドルと、昨季3ポイント成功283本で1シーズンにおける球団新記録を塗り替えたディビンチェンゾの獲得に踏み切った。

 一方のニックスも、昨季イースタン・カンファレンス2位の50勝32敗(勝率61.0%)でレギュラーシーズンを終え、ポストシーズンでもカンファレンス・ファイナル進出まであと1勝に迫ったチーム。

 先発センターのアイザイア・ハーテンスタインがオクラホマシティ・サンダーへ移籍し、ミッチェル・ロビンソンがケガのため今季序盤を欠場と報じられていた矢先、手薄なセンターに平均20.0点以上を計算できるビッグマンをロスターに加えた。
 
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