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渡邊雄太、Bリーグデビュー戦でオーバータイムの熱戦を制し勝利!千葉ジェッツが新アリーナ初陣でホームを死守!

THE DIGEST編集部

2024.10.05

開幕戦で勝利を収めた渡邊(左)と富樫(右)。写真:田中研治(THE DIGEST 写真部)

 Bリーグ開幕節、千葉ジェッツ対宇都宮ブレックスの試合が10月5日、「LaLa arena TOKYO-BAY」で行なわれ、91-84で千葉Jが勝利。NBAメンフィス・グリズリーズから移籍した渡邊雄太のデビュー戦を白星で飾った。

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 昨季クォーターファイナルの再戦となった今回のカード。千葉Jは渡邊、富樫、ディー・ジェイ・ホグ、原修太、ジョン・ムーニー、宇都宮は比江島、鵤誠司、D.J・ニュービル、ギャビン・エドワーズ、グラント・ジェレットのスターティングファイブで試合を迎えた。

 第1Qは完全に千葉Jのペースだった。ディー・ジェイ・ホグ、富樫の得点で先制すると、宇都宮もギャビン・エドワーズのインサイドで初得点を奪う。しかし残り7分15秒には渡邊のBリーグ初得点となるスリーポイントが決まり会場には観客の大声援が響き、勢いに乗った千葉Jは26-7の大量リードで完璧な滑り出しを見せる。

 宇都宮も第2Qだけで15得点のニュービルらの奮起でギアを上げ、前半を45-32で折り返すと、中外のシュートタッチが向上してきた第3Qには24-14のランを作り、3点差まで詰め寄る。

 最終第4Qも序盤から接戦が続き、宇都宮は残り3分弱にニュービルがスティールからレイアップシュートを決め1点差、比江島のペイントエリア内でのターンアラウンドジャンプショットでついに逆転に成功。しかし千葉Jが直後に富樫がレイアップシュートで再びリードを奪うと、残り17秒にもフリースローを2本決めた。

 残り6秒で3点ビハインドと追い詰められた宇都宮だったが、ニュービルが3ポイントシュートを決め土壇場で追いつく。千葉Jはサイドラインからのスローインで渡邊にシュートを打たせる作戦に出たが決まらず、試合は延長戦に突入した。

 ホグの3ポイントで幕をあけたオーバータイムは富樫のフリースロー、渡邊のカッティングからのフローターで千葉Jが一気に7点のリードを作る。宇都宮も鵤、ニュービルの3ポイントで得点を重ねるも一歩及ばず。熱戦となった注目の開幕カード初戦を千葉Jが制した。

構成●THE DIGEST編集部

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