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「やっぱり流石だなと」渡邊雄太が“戦友”比江島慎との対戦を振り返る「ずっとチームメイトでやってきたので不思議な感覚」

THE DIGEST編集部

2024.10.06

パリ五輪ではチームメイトとして世界の強豪に挑んだ渡邊(左)と比江島(右)。写真:田中研治(THE DIGEST 写真部)

 Bリーグ千葉ジェッツは10月5日、新本拠地「LaLa arena TOKYO-BAY」で宇都宮ブレックスとの開幕戦を91-84で制し白星発進。NBAで6シーズンを戦い、今回Bリーグデビューを果たした千葉Jの渡邊雄太は16得点、8リバウンドの活躍を見せた。

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 昨季クォーターファイナルの再戦となった今回のカード。同地区のライバル同士とあって本拠地千葉J、アウェイ宇都宮合わせて、9708人という多くのブースターが今季初勝利を見届けるべく来場した。

 試合は第1Qから千葉Jムードで進む。残り7分には渡邊がBリーグ初得点となるスリーポイントを決めるなど26-7のランで大量リードを築く。その後は昨季レギュラーシーズンMVPの宇都宮D.J・ニュービルに第2Qだけで15得点を決められるなど貯金を切り崩しながらも逆転は許さない。

 しかし第4Q残り1分36秒に宇都宮の比江島慎に2ポイントシュートを決められ、この試合初のリードを許すと試合は延長戦に。87-83と千葉Jリードで迎えたOT残り1分には比江島がフリースローを獲得。千葉Jブースターの声が響く中、1本目を外すと渡邊が観客を煽る場面も。結局千葉Jがリードを守り切った。

 今回のカードは渡邊、富樫、比江島とパリ五輪日本代表メンバー3人の対決にもなった。試合後に渡邊は10年以上代表活動をともにしている比江島との対戦を振り返り「彼とはずっと(日本代表で)チームメイトでやってきたのでこういう形で違うユニフォームを着てマッチアップするっていうのは不思議な感覚だった。今日はニュービル選手が乗ってたんで、マコ(比江島)のタッチ自体は少なかったかなと思ったんですけど、やっぱり最後の逆転のシュートのところだったりは流石だなと思います」と改めて世代随一のSGを称賛した。

 次戦についても渡邊は「今日、たぶん本人的には悔しいと思ってるんで、明日またギアを上げてくるんじゃないかなと思ってるんで、僕もしっかりそこに対応できるように明日も頑張りたい」と意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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