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「あれはガードできないね」デローザンが新同僚サボニスを絶賛。連携にも自信「相手にとってタフになる」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.10.07

デローザン(右)がキングスで新たにチームメイトとなるサボニス(中央)を絶賛した。(C)Getty Images

 現地時間10月5日(日本時間6日、日付は以下同)、カリフォルニア州サクラメントでトレーニングキャンプに励んでいるサクラメント・キングスのデマー・デローザンが、メディアからの質問に応じた。

 キングスは昨季ウエスタン・カンファレンス9位の46勝36敗(勝率56.1%)を記録し、2シーズン連続で勝ち越し。しかしプレーイン・トーナメントでニューオリンズ・ペリカンズとの8位決定戦を落としたため、あと一歩のところでプレーオフ出場を逃した。

 昨季終盤戦、チームはウイングのケビン・ハーター、シックスマンでコンボガードのマリーク・モンクがケガで離脱。そのため、特に試合終盤にトップスコアラーのディアロン・フォックスへのマークが集中してしまい、苦戦を強いられた。

 その打開策として今オフ、獲得に動いたのがデローザンだった。3チーム間トレードで先発フォワードのハリソン・バーンズ(現サンアントニオ・スパーズ)、クリス・ドゥアルテ(現シカゴ・ブルズ)、複数のドラフト指名権を放出。代わって実績のあるウイングを補強した。
 
 198cm・100kgのデローザンは、NBAキャリア15年を誇る35歳のベテラン。現在11シーズン連続で平均20.0点以上をマークしており、ドライブとミッドレンジジャンパー、フリースローを軸に熟練のスキルと経験で点を取り続ける生粋のスコアラーだ。

 昨季も79試合の出場で平均37.8分、24.0点、4.3リバウンド、5.3アシスト、1.1スティールを記録し、最優秀クラッチプレーヤー賞の投票で2位にランクイン。第4クォーターにおける合計550得点は堂々リーグトップに君臨していた。

 キングスにはフォックスというスコアリングガードがいて、昨季第4クォーターに奪った計538得点はデローザンに次いでリーグ2位、平均8.28点でも2位をマーク。ここにデローザンが加わったことで、最高級のクラッチコンビが誕生したと言っていい。

 そのデローザンは、キングスで不動の先発センターを務めるドマンタス・サボニスとのプレーを「止めようがないね」と自信を見せていたと、地元メディア『FOX40 NEWS』が報じている。
 
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サボニスを絶賛するデローザン