専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「間違いなく忘れられない瞬間」息子ブロニーとの“親子共演”が実現したレブロンが感無量「父親として最高のこと」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.10.07

プレシーズンではあるが、レブロン(右)&ブロニー(左)の親子共演が実現した。(C)Getty Images

プレシーズンではあるが、レブロン(右)&ブロニー(左)の親子共演が実現した。(C)Getty Images

 プレシーズンゲームではあるが、NBA史上初の“親子共演”が実現した。

 現地時間10月6日、プレシーズンゲーム2戦目を迎えたロサンゼルス・レイカーズはフェニックス・サンズと対戦。この試合の第2クォーター、今年のNBAドラフトで2巡目55位指名を受けて入団したブロニー・ジェームズがゲームに投入され、スターターとして出場していた父レブロン・ジェームズとともに、親子でコートに立つという歴史的瞬間が訪れた。

 第2クォーター残り8分15秒には、レブロンのハンドオフからブロニーが3ポイントを放ち、観客から歓声が上がったがリングに嫌われ得点ならず。残り7分51秒にブロニーがベンチに下がり、この日の共闘は約4分で幕を閉じたが、試合後にレブロンはこの特別な瞬間についてこう振り返った。
 
「俺たち2人にとって、そして家族にとって、とてもクールだった。間違いなく忘れられない瞬間だよ。父親にとってすべてを意味するね。父親なしで育った者にとって、自分の息子に影響を与え、ともに過ごし、そして最終的に一緒に仕事をする。父親として願ってもない最高のことで、とてもクールだよ」

 父親不在の家庭環境で、女手一つで育てられてきたレブロン。そんな彼にとって、父として息子と同じコートに立つことができたのは、人生における最高の思い出のひとつとなったことだろう。

 はたしてレギュラーシーズン開幕後、親子共闘の瞬間はいつ訪れるのか。この日のブロニーは13分25秒のプレータイムで無得点(フィールドゴール0/1、3ポイント0/1)、2リバウンドに4ターンオーバーと苦い結果に終わっただけに、彼が戦力としていつ計算できるようになるかが実現のカギを握りそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】39歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号