NBAの2024-25シーズンが、現地時間10月22日(日本時間23日、日付は以下同)にスタートする。開幕初日はニューヨーク・ニックスとボストン・セルティックス、ミネソタ・ティンバーウルブズとロサンゼルス・レイカーズの2カードが組まれている。
昨季フランチャイズ史上18度目の優勝を飾ったセルティックスは、ホームのTDガーデンでニックスと対戦。試合前にはチャンピオンリングセレモニーが開催されるが、ジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)は21日の会見で王者になったからといって大きな変化はないと語った。
「我々は皆、いずれ死ぬ。だから(連覇など)どうでもいいことで、プレッシャーなんてないよ。ここにいる誰も(メディア)が、私のアイデンティティーや、人としてのあり方、コーチとしてのあり方に影響を与えることはできない。ここにいる誰もが40年後、私の葬式に招待されることはないんだ」
36歳のマズーラHCの下、セルティックスはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンの2枚看板にドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、アル・ホーフォード、クリスタプス・ポルジンギス、ペイトン・プリチャード、ゼイビア・ティルマンといった昨季の優勝メンバーを多く擁しており、今季も優勝候補の筆頭に挙げられる。
イースタン・カンファレンスには、カール・アンソニー・タウンズとミケル・ブリッジズを補強し、ジェイレン・ブランソンにOG・アヌノビー、ジョシュ・ハートとの強力な先発陣を形成したニックス、ジョエル・エンビードとタイリース・マキシーにポール・ジョージら即戦力のベテラン陣を加えたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ヤニス・アデトクンボとデイミアン・リラード、クリス・ミドルトンが在籍するミルウォーキー・バックスなど、上位進出を狙える有力チームがある。
ただ、昨季セルティックスはリーグベストの64勝18敗(勝率78.0%)でレギュラーシーズンを快走し、プレーオフでも連敗なしの16勝3敗で駆け抜けた実績がある。
今季はポルジンギスがケガからの回復で開幕から出遅れるが、優勝メンバーの多くが残留したことでリーグ最高級の戦力を維持しており、ベストメンバーが揃えば盤石の体制と言って良いだろう。
そんなチームの選手たちへ、マズーラHCも「彼らのことを信頼している。彼らは『自分たちが成し遂げたこと』と『自分たちがトライしようとしていくこと』の両方を理解していると思う」と、自信を見せていた。
文●秋山裕之(フリーライター)
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「我々は皆、いずれ死ぬ。だから(連覇など)どうでもいいことで、プレッシャーなんてないよ。ここにいる誰も(メディア)が、私のアイデンティティーや、人としてのあり方、コーチとしてのあり方に影響を与えることはできない。ここにいる誰もが40年後、私の葬式に招待されることはないんだ」
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ただ、昨季セルティックスはリーグベストの64勝18敗(勝率78.0%)でレギュラーシーズンを快走し、プレーオフでも連敗なしの16勝3敗で駆け抜けた実績がある。
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そんなチームの選手たちへ、マズーラHCも「彼らのことを信頼している。彼らは『自分たちが成し遂げたこと』と『自分たちがトライしようとしていくこと』の両方を理解していると思う」と、自信を見せていた。
文●秋山裕之(フリーライター)
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