NBAにおいて平均得点などの個人スタッツはステータスのひとつになるが、プロの世界ゆえにいかにチームを勝利に導くかも大きな評価基準になる。
通算勝率(250試合以上出場)で歴代トップを誇るのが、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードだ。2011年にサンアントニオ・スパーズでキャリアをスタートさせた万能戦士は、昨季移籍したトロント・ラプターズをフランチャイズ初優勝に導き、東西でファイナルMVPに輝いた史上初の選手となった。今季移籍したクリッパーズでも、ポール・ジョージとのコンビで順調に勝利を積み重ねており、NBA9年目で通算376勝123敗(現地時間1月16日時点)、勝率75.3%と驚異の数字をマークしている。
2位マジック・ジョンソン(73.95%/670勝236敗)、3位ラリー・バード(73.58%/660勝237敗)という往年の名プレーヤーを上回っていることからも、レナードの"勝利の使者ぶり"が窺える。今季クリッパーズにも初優勝をもたらせば、伝説の存在になると言っても大げさではないだろう。
当然、相性の良し悪しがあるなか、全30チームに対して勝ち越している唯一の選手が、昨季限りで現役を引退したトニー・パーカーだ。スパーズでリーグ優勝4回、オールスター出場6回を果たしたフランス産の司令塔は昨季、17年間過ごしたスパーズを離れてシャーロット・ホーネッツへ移籍。
2019年1月14日の初凱旋で古巣スパーズ相手に勝利を収め、NBA全30チームに対して勝ち越した史上初の選手として名を刻んだ。ちなみに、パーカーは通算892勝362敗で勝率(71.13%)でもトップ20にランクインしている。また、彼のチームメイトだったティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ、デイビッド・ロビンソンはスパーズ一筋だったため、29チーム止まりでキャリアを終えた。
そして今季、パーカーに次ぐ2人目の快挙を目指すのがロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンだ。クリーブランド・キャバリアーズ、スパーズ、ラプターズ、そしてレイカーズでプレーしてきた32歳のスウィングマンは、現在29チームに勝ち越し。対ミルウォーキー・バックスが9勝9敗のタイで、3月6日の直接対決で勝てば全30チームに対して勝ち越しに成功する。32歳のベテランは通算勝率でも歴代6位にランクインしており、勝利のために戦い結果を残せる選手の代表格である。
今後、新たな現役選手がランキングに加わってくることにも期待したいところだ。
通算勝率(250試合以上出場)で歴代トップを誇るのが、ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードだ。2011年にサンアントニオ・スパーズでキャリアをスタートさせた万能戦士は、昨季移籍したトロント・ラプターズをフランチャイズ初優勝に導き、東西でファイナルMVPに輝いた史上初の選手となった。今季移籍したクリッパーズでも、ポール・ジョージとのコンビで順調に勝利を積み重ねており、NBA9年目で通算376勝123敗(現地時間1月16日時点)、勝率75.3%と驚異の数字をマークしている。
2位マジック・ジョンソン(73.95%/670勝236敗)、3位ラリー・バード(73.58%/660勝237敗)という往年の名プレーヤーを上回っていることからも、レナードの"勝利の使者ぶり"が窺える。今季クリッパーズにも初優勝をもたらせば、伝説の存在になると言っても大げさではないだろう。
当然、相性の良し悪しがあるなか、全30チームに対して勝ち越している唯一の選手が、昨季限りで現役を引退したトニー・パーカーだ。スパーズでリーグ優勝4回、オールスター出場6回を果たしたフランス産の司令塔は昨季、17年間過ごしたスパーズを離れてシャーロット・ホーネッツへ移籍。
2019年1月14日の初凱旋で古巣スパーズ相手に勝利を収め、NBA全30チームに対して勝ち越した史上初の選手として名を刻んだ。ちなみに、パーカーは通算892勝362敗で勝率(71.13%)でもトップ20にランクインしている。また、彼のチームメイトだったティム・ダンカン、マヌ・ジノビリ、デイビッド・ロビンソンはスパーズ一筋だったため、29チーム止まりでキャリアを終えた。
そして今季、パーカーに次ぐ2人目の快挙を目指すのがロサンゼルス・レイカーズのダニー・グリーンだ。クリーブランド・キャバリアーズ、スパーズ、ラプターズ、そしてレイカーズでプレーしてきた32歳のスウィングマンは、現在29チームに勝ち越し。対ミルウォーキー・バックスが9勝9敗のタイで、3月6日の直接対決で勝てば全30チームに対して勝ち越しに成功する。32歳のベテランは通算勝率でも歴代6位にランクインしており、勝利のために戦い結果を残せる選手の代表格である。
今後、新たな現役選手がランキングに加わってくることにも期待したいところだ。