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河村勇輝が2試合ぶりの出場も見せ場は作れず。グリズリーズはネッツに敗れて2連敗<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.10.31

河村は第4クォーター終盤にコートに立ち、3ポイントを1本放ったが、決めることはできなかった。(C)Getty Images

 現地時間10月30日(日本時間31日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズはホームのフェデックス・フォーラムでブルックリン・ネッツと対戦した。

 グリズリーズは28日に行なわれたシカゴ・ブルズ戦(123-126で敗戦)を右太ももの痛みで欠場したジャ・モラントが復帰。先発はそのモラントとデズモンド・ベイン、マーカス・スマート、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーが務めた。

 イディーのダンクで先取点を奪ったグリズリーズは、その後もベインやジャクソンJr.が3ポイントを決めてリードするが、第1クォーター中盤にスマートが右足首を痛めて離脱。守備の要を欠いたチームは徐々にネッツにペースを握られ、29-34と逆転を許す。

 第2クォーターは一進一退の展開に。グリズリーズのジャクソンJr.が4本のフィルドゴールをすべて決めて10得点を奪えば、ネッツはキャメロン・ジョンソンが9得点、さらに昨季までグリズリーズに在籍していたザイエア・ウィリアムズが8得点と続き、62-67と点差は変わらず前半を折り返した。
 
 後半開始早々、グリズリーズはデニス・シュルーダーの連続3ポイントなどでネッツに8-0のランを許し、2桁点差をつけられる。それでもエースのモラントや控えのブランドン・クラークの奮闘で少しずつ差を詰め、残り3秒にはモラントのパスからジェイレン・ウェルズが3ポイントをねじ込み、90-91で最終クォーターへ。

 第4クォーターで一気に逆転といきたかったグリズリーズだが、ディフェンスでネッツの素早いパス回しに対応できず失点を重ね、オフェンスはタフショットを強いられ得点が停滞。河村勇輝は試合の大勢が決した残り1分18秒に2試合ぶりにコートに立ち、残り31秒には3ポイントを放ったが、決めることはできなかった。

 106-119で敗れたグリズリーズはジャクソンJr.が30得点、モラントが14得点、8リバウンド、11アシスト、イディーとクラークが13得点、ベインが10得点、6リバウンド、ウェルズが9得点をあげた。

 2連敗で今季成績を2勝3敗としたグリズリーズは、31日にホームでミルウォーキー・バックスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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