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「若い選手はくだらないことを言う」エドワーズの“問題発言”にキャセールも苦笑い「彼の意見には同意できない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.11.02

エドワーズの発言にキャセールも難色を示した。(C)Getty Images

 ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズは、過去のNBAと現在を比較した質問を受けた際「当時はスキルのある選手はいなかった」と発言し、マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)やアイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)らレジェンドの反感を買った。ボストン・セルティックスでアシスタントコーチを務めるサム・キャセールも、"くだらない"とエドワーズの意見を一蹴している。

 2020年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたエドワーズは、ルーキーイヤーからウルブズの主力を担い、2年目の2021-22シーズンには平均20点の大台をクリア。続く2022-23シーズンには初のオールスター出場、昨季は平均25.9点をマークしてチームをウエスタン・カンファレンス第3シード(56勝26敗)に導いた。

 パリ五輪を経て迎えたプロ5年目の今季も、開幕4試合でリーグ5位の平均30.0点、6.3リバウンド、3.5アシストをあげるなど、存在感を発揮しているエドワーズ。そんな勢いに乗る23歳は今年8月、『ウォール・ストリート・ジャーナル』のインタビューで「バスケットボールは昔とどう変わったか」と尋ねられた際の発言が、波紋を呼んでいる。
 
「以前を見ていないから何とも言えないけど、当時は今よりもタフだったと言われている。でも、当時はスキルのある選手は誰もいなかったと思う。マイケル・ジョーダンだけが本当の意味でスキルがあった。だから、コビー(ブライアント)を見た時、『マジか』となった。今はみんながスキルを持っているけどね」

 "昔はスキルのある選手がいなかった"との意見に対し、名司令塔のマジックは「一度も優勝したことのない男(エドワーズ)の言うことには反応しない」と言及。また、1989、90年にリーグ2連覇を果たすなど同世代に活躍したトーマスも「プロパガンダが働いている。何を信じるかは慎重に」と、エドワーズに"忠告"した。

 アキーム・オラジュワン(元ヒューストン・ロケッツほか)、ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか)、レイ・アレン(元ミルウォーキー・バックスほか)、ポール・ピアース(元セルティックスほか)など、多くの殿堂入り選手たちと一緒にプレーし、現在は昨季優勝したセルティックスでアシスタントコーチを務めるキャセールも、元NBA選手のマーク・ジャクソン(元ニューヨーク・ニックスほか)がホストを務めるポッドキャスト『Mark Jackson Show』に出演した際、「若い選手はくだらないことを言う(笑)」と苦笑いした。
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キャセールもエドワーズに苦言