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河村勇輝、待望のNBA初得点!レイカーズ戦の終盤にフリースロー2本成功、チームも八村不在の相手に快勝<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.11.07

レイカーズ戦の終盤、フリースローでNBA初得点をマークした河村。(C)Getty Images

 現地時間11月6日、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムでロサンゼルス・レイカーズとメンフィス・グリズリーズが対戦。131-114でグリズリーズが勝利を収めた。八村塁は体調不良で欠場し日本人対決はお預けとなったが、河村勇輝は終盤にフリースローでNBA初得点をマークした。

 グリズリーズの先発はジャ・モラント、ジェイレン・ウェルズ、サンティ・アルダマ、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーという過去3戦と同じ5人。一方のレイカーズは八村に加えてアンソニー・デイビスも故障で欠場し、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズに、新人のダルトン・コネクトとジャクソン・ヘイズの布陣で臨んだ。

 試合は立ち上がりからグリズリーズが先行し、レイカーズが追いかける展開。35-27で迎えた第2クォーターはレブロンの奮闘でレイカーズが2点差まで迫るも、グリズリーズもモラントを中心に押し返し、59-53の6点差で折り返しとなった。

 後半もレイカーズが早々に2点差とするが、グリズリーズはウェルズ、モラント、ウェルズの3連続3ポイントですかさずリードを拡大。その後もジェイ・ハフの3連続3ポイントなどで突き放し、最後までレイカーズを押し切った。
 
 河村は勝利が決定的となった残り1分56秒に登場。レブロンの息子でルーキーのブロニー・ジェームズとマッチアップし、最初の攻撃でミドルジャンパーを放つも決まらず。しかしその後の残り33.9秒にブロニーのファウルを誘ってフリースローを獲得。2本ともきっちり沈めて、出場6試合目で記念すべきNBA初得点をマークした。

 2試合ぶりの勝利で今季5勝4敗としたグリズリーズは、モラントとジャクソンJr.、ウェルズが各20得点。ベンチからもスコッティ・ピッペンJr.が14得点、4アシスト、ジェイク・ラレイビアが13得点、8アシスト、ハフが第3クォーターだけで11得点とバランス良く活躍した。ただ、モラントは第3クォーターにアリウープを狙った際、危険な落ち方をしてロッカールームに下がる不安なシーンも見られた。

 一方のレイカーズはキャリア通算1500試合目の出場となった39歳のレブロンが今季最多の39得点、7リバウンド、6アシストと躍動。終盤にスコアを重ねたリーブスが19得点と続いたが、主力2人を欠いたなかでレブロンの孤軍奮闘の感は否めず。開幕3連勝後は1勝4敗と苦しみ、勝率5割(4勝4敗)と下降している。

 なお、両チームは1週間後の現地13日(日本時間14日)にも、今度はレイカーズのホームで対戦が組まれている。次戦はともに8日(同9日)、グリズリーズはホームでワシントン・ウィザーズと、レイカーズは6試合ぶりのホームでフィラデルフィア・76ersと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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