クリーブランド・キャバリアーズが絶好調だ。
現地10月22日に幕を開けたNBAで、3週間以上無敗を貫き、11月13日には史上6チーム目の開幕13連勝を達成。球団史上のみならず、リーグ史に残る歴史的スタートダッシュを見せている。
キャバリアーズ以前に開幕13連勝以上を記録したのは過去5チームのみ。それらのチームの開幕連勝記録と、最終的な成績は下記の通りとなっている。
1位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2015-16|24連勝
→73勝9敗(NBAファイナル敗退)
2位:ヒューストン・ロケッツ|1993-94|15連勝
→58勝24敗(優勝)
2位:ワシントン・キャピトルズ*|1948-49|15連勝
→38勝22敗(BAA**ファイナル敗退)
*1946~51年の期間のみ存在、**NBAの前身リーグ
4位:ダラス・マーベリックス|2002-03|14連勝
→60勝22敗(ウエスタン・カンファレンス決勝敗退)
4位:ボストン・セルティックス|1957-58|14連勝
→49勝23敗(NBAファイナル敗退)
トップ5のうち2チームは半世紀以上も前、リーグの試合数やルールも異なる時代に達成されたもの。記憶に新しいのはやはり、史上断トツの記録を打ち立てた2015-16シーズンのウォリアーズだろう。
この時のウォリアーズは前年に優勝した勢いそのままに、10月27日の開幕戦から12月11日まで無敗を継続。翌12日にミルウォーキー・バックスに敗れて記録は24で途絶えたが、最初の38試合で36勝、最終的にリーグ新記録となる73勝9敗のNBAレコードを作った。
ただ、プレーオフの頂上決戦ではレブロン・ジェームズ擁するキャブズに逆転負けを喫して優勝を逃したように、シーズン序盤戦の快進撃は最終的な成功を約束するものではない。
開幕10連勝以上を記録した過去の14チームに範囲を広げても、ファイナルを制して頂点に立ったのは歴代2位の開幕15連勝を飾ったロケッツを含む3チームのみだ(ほかは開幕12連勝の96-97年シカゴ・ブルズ、同11連勝の64-65年セルティックス)。
もちろん、キャブズの選手たちも大事なのはこの先にあることを理解している。エースのドノバン・ミッチェルは13連勝を達成した試合後、「リラックスしよう。まだ11月だし、チャンピオンシップを勝ち獲ったわけじゃない。ただ、これは俺たちにとって良いテストだ」と語っている。
ちなみに、キャブズのシーズン中における連勝記録は、レブロン在籍時代に3度達成(2009年、10年、17年)された13連勝で現在タイ。次のブルズ戦に勝てば、球団新記録となる。歴史的快進撃はどこまで続くか、引き続き注目だ。
■キャバリアーズの今後の日程
※日付は現地時間、@=アウェー。
11月15日vsブルズ
11月17日vsホーネッツ
11月19日@セルティックス
11月20日vsペリカンズ
11月24日vsラプターズ
11月27日vsホークス
11月29日@ホークス
構成●ダンクシュート編集部
現地10月22日に幕を開けたNBAで、3週間以上無敗を貫き、11月13日には史上6チーム目の開幕13連勝を達成。球団史上のみならず、リーグ史に残る歴史的スタートダッシュを見せている。
キャバリアーズ以前に開幕13連勝以上を記録したのは過去5チームのみ。それらのチームの開幕連勝記録と、最終的な成績は下記の通りとなっている。
1位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ|2015-16|24連勝
→73勝9敗(NBAファイナル敗退)
2位:ヒューストン・ロケッツ|1993-94|15連勝
→58勝24敗(優勝)
2位:ワシントン・キャピトルズ*|1948-49|15連勝
→38勝22敗(BAA**ファイナル敗退)
*1946~51年の期間のみ存在、**NBAの前身リーグ
4位:ダラス・マーベリックス|2002-03|14連勝
→60勝22敗(ウエスタン・カンファレンス決勝敗退)
4位:ボストン・セルティックス|1957-58|14連勝
→49勝23敗(NBAファイナル敗退)
トップ5のうち2チームは半世紀以上も前、リーグの試合数やルールも異なる時代に達成されたもの。記憶に新しいのはやはり、史上断トツの記録を打ち立てた2015-16シーズンのウォリアーズだろう。
この時のウォリアーズは前年に優勝した勢いそのままに、10月27日の開幕戦から12月11日まで無敗を継続。翌12日にミルウォーキー・バックスに敗れて記録は24で途絶えたが、最初の38試合で36勝、最終的にリーグ新記録となる73勝9敗のNBAレコードを作った。
ただ、プレーオフの頂上決戦ではレブロン・ジェームズ擁するキャブズに逆転負けを喫して優勝を逃したように、シーズン序盤戦の快進撃は最終的な成功を約束するものではない。
開幕10連勝以上を記録した過去の14チームに範囲を広げても、ファイナルを制して頂点に立ったのは歴代2位の開幕15連勝を飾ったロケッツを含む3チームのみだ(ほかは開幕12連勝の96-97年シカゴ・ブルズ、同11連勝の64-65年セルティックス)。
もちろん、キャブズの選手たちも大事なのはこの先にあることを理解している。エースのドノバン・ミッチェルは13連勝を達成した試合後、「リラックスしよう。まだ11月だし、チャンピオンシップを勝ち獲ったわけじゃない。ただ、これは俺たちにとって良いテストだ」と語っている。
ちなみに、キャブズのシーズン中における連勝記録は、レブロン在籍時代に3度達成(2009年、10年、17年)された13連勝で現在タイ。次のブルズ戦に勝てば、球団新記録となる。歴史的快進撃はどこまで続くか、引き続き注目だ。
■キャバリアーズの今後の日程
※日付は現地時間、@=アウェー。
11月15日vsブルズ
11月17日vsホーネッツ
11月19日@セルティックス
11月20日vsペリカンズ
11月24日vsラプターズ
11月27日vsホークス
11月29日@ホークス
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- 史上8チーム目の開幕12連勝を飾ったキャブズ。大黒柱のミッチェルは「歴史の一部になれるなんて最高だ」<DUNKSHOOT>
- 4戦連続トリプルダブルのヨキッチが通算15回目の週間MVP!東は無敗のキャブズからガーランドが選出|NBA第3週
- “今季無敗”のキャバリアーズを牽引するミッチェル、好調サンズのブッカーが週間MVPに選出!|NBA第2週
- 「我々はどんなスタイルにも適応できた」ブルズ優勝戦士が“73勝ウォリアーズ”撃破に自信「3ポイントでは勝てないが、2ポイントでは勝てる」<DUNKSHOOT>
- 「永久保存だ」河村勇輝と八村塁がNBAのコートで対面する“歴史的瞬間”にファン歓喜「めっちゃ嬉しそう」「何話してたんだろう?」