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球団新記録の60得点、2戦合計109得点のフォックスが週間MVP!東は好調マジックのヴァグナーが初受賞|NBA第4週

ダンクシュート編集部

2024.11.19

第4週のMVPに選ばれたマジックのヴァグナー(左)とキングスのフォックス(右)。(C)Getty Images

 現地時間11月18日、NBAが今季第4週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからオーランド・マジックのフランツ・ヴァグナー、ウエスタン・カンファレンスからサクラメント・キングスのディアロン・フォックスが選出された。

 11月11日(月)から17日(日)の期間中、3試合に出場したヴァグナーは平均30.7点、7.3リバウンド、5.7アシスト、2.00スティールをマーク。チームの期間中3連勝に貢献し、キャリア4年目で初の週間MVPに輝いた。

 ドイツ代表の23歳は、期間中すべての試合で29得点、5アシスト以上を記録しチームを牽引。12日のシャーロット・ホーネッツ戦で今季自己最多の32得点、8リバウンド、3スティールをあげると、15日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦では31得点に自己最多タイとなる11リバウンドを奪った。

 11月1日以降エースのパオロ・バンケロを欠いているマジックだが、ヴァグナーの働きもあって8日から6連勝中。9勝6敗でイーストの3位につけている。
 
 キングスを牽引するフォックスは、4試合で平均40.5点(フィールドゴール成功率57.4%、3ポイント成功率57.1%)、4.5リバウンド、7.3アシスト、2.00スティールと得点面で圧巻の数字をマーク。チームは2勝2敗の五分だったものの、キャリア通算6回目の受賞を果たした。

 この週のハイライトは何と言っても11月15日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦だ。延長にもつれたこの試合で、フォックスはキャリアハイとなる60得点(フィールドゴール22/35、3ポイント6/10、フリースロー10/11)の大爆発。後半だけで33得点(延長も含めれば39得点)を稼ぎ、1試合のスコアで今季リーグ最多と球団記録を更新した。

 勢いに乗る26歳は翌16日のユタ・ジャズ戦でも49得点、9アシストをあげ、勝利の原動力に。2戦合計109得点は、2007年にロサンゼルス・レイカーズのコビー・ブライアントが記録した110得点(3月22日に60得点、23日に50得点/その前の2試合も65得点と50得点を記録)以来、史上3人目のスコアリングショーとなった。

 キングスは現在8勝7敗でウエスト9位タイ。発表当日のアトランタ・ホークス戦はフォックスが28得点をあげたものの、逆転を狙った最後のシュートはブロックで防がれて1点差で敗れている。

構成●ダンクシュート編集部

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