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NBA

「俺は生涯ネッツの一員」。デュラントが3年半を過ごした古巣への思いを語る「俺の心の中にあり、ずっとその血が流れている」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.11.28

古巣ネッツへの愛を語ったデュラント。同球団では渡邊雄太との絆も深めた。(C)Getty Images

古巣ネッツへの愛を語ったデュラント。同球団では渡邊雄太との絆も深めた。(C)Getty Images

 現地時間11月26日、6日ぶりの試合を迎えたフェニックス・サンズは、ホームのフットプリント・センターでロサンゼルス・レイカーズ相手に127-100で勝利。後半に65-40と圧倒し、連敗を5で止めた。

「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)のウエスタン・カンファレンス・グループBの3試合目でもあったこの試合で、サンズはケビン・デュラントとブラッドリー・ビールが左ふくらはぎの負傷から復帰。

 ゲームハイの26得点に10アシストをあげたデビン・ブッカーを筆頭に、デュラントが23得点、6リバウンド、ビールが23得点と“ビッグ3”が計72得点を奪取。さらにユスフ・ヌルキッチが12得点、12リバウンド、グレイソン・アレンが10得点、タイアス・ジョーンズが8得点、6アシスト、5スティールと続いた。

 サンズはこの勝利によって、2勝1敗の得失点差+19でグループBのトップに浮上。同グループはレイカーズ(得失点差-16)とサンアントニオ・スパーズ(同+14)を含めた3チームが2勝1敗で並ぶ激戦で、最終戦はレイカーズがオクラホマシティ・サンダー(現在1勝1敗)と、サンズはスパーズとの直接対決を残している。
 
 キャリア18年目(実働17年目)を迎えたデュラントは、今季もここまで10試合に出場して平均27.1点、6.5リバウンド、3.3アシスト、1.3ブロックにフィールドゴール成功率55.1%、3ポイント成功率43.5%(平均2.7本成功)、フリースロー成功率84.2%のハイアベレージを残している。

 出場した試合で9勝1敗と驚異的な戦績を残しているように、211cm・109kgのフォワードは36歳になっても影響力は絶大。そのデュラントは翌27日のブルックリン・ネッツ戦を前に、地元メディア『azcentral』へ古巣への思いを語った。

「俺は生涯ネッツの一員。いつもそう感じているし、今後もそう言っていく。俺の心の中にあり、ずっとその血が流れている。だから、ファミリーや一緒に戦ってきた人たちと会えるのはいつだって嬉しいことだ」

 さらに今季のネッツの戦いぶりにも触れ、「彼らはいいゲームをしている。みんな、彼らがゴールデンステイト(ウォリアーズ)を倒すなんて予想していなかっただろう。それにシーズンを通しても素晴らしい勝利を手にしている。再会して、競い合えるのが楽しみだ」と述べた。
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