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レブロンの息子ブロニーがGリーグで30得点!「すべてのヘイターを黙らせた」と現地メディアも称賛<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2024.12.13

ブロニーがGリーグ4試合目で自己最多の30得点をマークした。(C)Getty Images

 "キング"の息子がプロ入り後最高のパフォーマンスを披露した。

 現地12月12日、ロサンゼルス・レイカーズに所属するブロニー・ジェームズが、Gリーグの試合に出場し自己最多の30得点を記録。試合は100-106で敗れたが、チームを牽引する活躍に現地メディアも称賛を送っている。

 今年6月のドラフトでレイカーズから全体55位指名を受けたブロニーは、父レブロン・ジェームズの影響でプロ入り前から全米中の注目を集めてきた。しかしドラフト指名は過大評価とも囁かれ、実際にNBAではほとんど出場機会を与えられていない。

 ここまで24戦中、出場は7試合で、そのほとんどが勝敗が決した試合終盤のもの。平均2.6分のプレータイムで0.6点(計4得点)と2WAY契約選手以下の成績にとどまっている。

 経験を積むため、タイミングを見て傘下のGリーグチーム、サウスベイ・レイカーズの試合にも出場しているが、これまでプレーした3試合はすべてホームゲーム。アウェーゲームには出場しないとも報道され疑問の声も聞かれたが、それを払拭したのがこの日の一戦だった。
 
 敵地バレー・サンズ(フェニックス・サンズ傘下)戦に先発出場したブロニーは、立ち上がりに連続で3ポイントを決めると、第2クォーターには豪快なアリウープを炸裂。接戦となった第4クォーターにも得点を重ね、最終的に25分間でフィールドゴール13/23、3ポイント3/9、フリースロー1/3でゲームハイとなる30得点の大台に乗せた。

 得点以外にも3リバウンド、2アシスト、スティールとブロックも1本ずつと攻守で存在感を発揮。この躍動ぶりに現地メディア『Sporting News』は「すべてのヘイターを黙らせた」と称え、次のように綴っている。

「ジェームズの若いキャリアを嘲笑う人は多い。しかし、この20歳のガードは木曜日のGリーグで大暴れし、紛れもないポテンシャルの片鱗を見せた」

 良くも悪くも注目を浴びる宿命にあるブロニーだが、独り立ちするためにはコートの上で自らの力を証明していくしかない。

構成●ダンクシュート編集部
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