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ウォリアーズの成功は「80%カリーのおかげ」イグダーラが大胆発言「こう言うとオーナーは嫌がるけどそれが真実」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.12.15

ウォリアーズの成功は「80%カリー(左から2番目)のおかげ」とイグダーラ(左)は語る。(C)Getty Images

 現地時間12月11日(日本時間12日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはエミレーツNBAカップ準々決勝でヒューストン・ロケッツに90-91で惜敗し、ロケッツ戦の連勝が15でストップした。

 NBAカップ敗退によって、ウォリアーズの次戦は15日のダラス・マーベリックス戦に。準々決勝に敗れた2チームは、レギュラーシーズン1試合が追加され、17日のNBAカップ決勝後に通常の日程に戻ることとなる。

 そうした中、12日にYouTubeへ公開された『Bloomberg Originals』の番組"The Circuit with Emily Chang"へステフィン・カリーがゲスト出演。ウォリアーズ一筋16年目を迎えた36歳のスーパースターは、2009年の入団から3ポイントの雨を降らせ、NBAどころかバスケットボール全体を変えたゲームチェンジャー(変革者)として知られている。

 カリーを中心としたウォリアーズは、2013~19年まで7シーズン連続でプレーオフに出場し、2015年から5シーズン連続でウエスタン・カンファレンスを制してNBAファイナルに進出、2015、17、18年にタイトルを獲得。さらに2022年もチャンピオンシップを勝ち獲っており、8年間で4度のリーグ制覇を達成した。
 
 今季もウォリアーズは12日を終えてウエスト5位の14勝10敗(勝率58.3%)と好位置につけていて、"カリー体制"で5度目のタイトル獲得を見据えて戦っている。

 4度の優勝と1度のファイナルMVP、2度のシーズンMVPに輝いたカリーは、今夏のパリオリンピックでは金メダルを獲得。今季もここまで19試合の出場で平均22.8点、5.2リバウンド、6.5アシスト、1.3スティールに3ポイント成功率41.3%(平均4.1本成功)とその実力は健在だ。

 ウォリアーズは2010年代にNBAで最も多くの成功を収めたチームだが、カリーと計8シーズンをともにプレーして4度の優勝を飾ったアンドレ・イグダーラは、番組内でこう話していた。

「ベストなタレントを揃えないと、チャンピオンシップを勝ち獲ることはできない。で、私はあえて危ない橋を渡るけど、(ウォリアーズ成功の)80%はステフ・カリーのおかげだ。ジョー(レイコブ・オーナー)はこう言うと嫌がるけど、それが真実なんだ。これはみんなが知っていることさ」
 
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イグダーラの発言もあながち間違いではない?