現地時間12月14日(日本時間15日、日付は以下同)に行なわれたオクラホマシティ・サンダーとヒューストン・ロケッツの対戦は、エミレーツNBAカップ2024のセミファイナルであり、ウエスタン・カンファレンス1位と3位の上位対決という、非常に重要な一戦となった。
ディフェンシブ・レーティングでトップ1、2の両チームの対戦は、前半こそロケッツの1点リードで折り返すが、後半に70点と爆発したサンダーが111-96で快勝。チェット・ホルムグレンがケガのため長期離脱となるなか、自慢の堅守でロケッツをフィールドゴール成功率36.5%(35/96)、3ポイント成功率23.9%(11/46)に封じ込めた。
直近10試合で9勝目をあげたサンダーのマーク・ダグノーHC(ヘッドコーチ)は試合後に今季のチームを「もの凄く競争力のあるグループ」と総評。また、両軍最多の32得点を奪いチームを勝利に導いたエースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーも、このゲームをこう総括していた。
「僕らは自分たちの仕組み、アイデンティティを持続させたんだ。(相手にリードされていても)持ちこたえていれば、自分たちには十分なショットを決められるとわかっていたし、ゲーム全体で相手をストップすることにフォーカスしていた。僕らはそれをハイレベルにこなせれば、自分たちへチャンスを与えることになると確信していた。それが実現したということさ」
今年のNBAカップの成績を5勝1敗としたサンダーは、17日の決勝戦でイースタン・カンファレンスを6戦無敗で駆け上がったミルウォーキー・バックスと対峙する。バックスが誇るスーパーデュオ(ヤニス・アデトクンボとデイミアン・リラード)に対し、サンダーがどのようなディフェンスで対処していくかは見ものだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ディフェンシブ・レーティングでトップ1、2の両チームの対戦は、前半こそロケッツの1点リードで折り返すが、後半に70点と爆発したサンダーが111-96で快勝。チェット・ホルムグレンがケガのため長期離脱となるなか、自慢の堅守でロケッツをフィールドゴール成功率36.5%(35/96)、3ポイント成功率23.9%(11/46)に封じ込めた。
直近10試合で9勝目をあげたサンダーのマーク・ダグノーHC(ヘッドコーチ)は試合後に今季のチームを「もの凄く競争力のあるグループ」と総評。また、両軍最多の32得点を奪いチームを勝利に導いたエースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーも、このゲームをこう総括していた。
「僕らは自分たちの仕組み、アイデンティティを持続させたんだ。(相手にリードされていても)持ちこたえていれば、自分たちには十分なショットを決められるとわかっていたし、ゲーム全体で相手をストップすることにフォーカスしていた。僕らはそれをハイレベルにこなせれば、自分たちへチャンスを与えることになると確信していた。それが実現したということさ」
今年のNBAカップの成績を5勝1敗としたサンダーは、17日の決勝戦でイースタン・カンファレンスを6戦無敗で駆け上がったミルウォーキー・バックスと対峙する。バックスが誇るスーパーデュオ(ヤニス・アデトクンボとデイミアン・リラード)に対し、サンダーがどのようなディフェンスで対処していくかは見ものだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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