現地時間1月12日(日本時間13日、日付は以下同)、デンバー・ナゲッツは敵地アメリカン・エアラインズ・センターでダラス・マーベリックスと対戦。第4クォーターに12点差をひっくり返して112-101で逆転勝利を飾り、今季成績をウエスタン・カンファレンス4位の23勝15敗(勝率60.5%)とした。
この試合、ナゲッツは今季新加入のウエストブルックがチームハイの21得点に10リバウンド、7アシスト、2ブロックと攻守で躍動。さらにニコラ・ヨキッチも19得点、18リバウンド、9アシストに3スティールと、トリプルダブル級の数字を残してチームを勝利に導いた。
今季のナゲッツは、36歳ながら無尽蔵のエナジーでチームを攻守両面で盛り立てるウエストブルックが先発した17試合で13勝4敗と、チームに好影響をもたらしている。だが、相手からすればやはり大黒柱ヨキッチの方が驚異であり、それはマーベリックスとしても同様のようだ。
ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)が「彼は世界最高の選手。我々は何かを取り除こうと試したが、彼は(試合中に調整して)パスを繰り出し、点も取ってしまうんだ」と語れば、この日ゲームハイの25得点を奪ったクレイ・トンプソンもこうコメントしていた。
「自分がこれまで対戦してきたなかでベストプレーヤーの1人。MVP3度受賞の男は、NBAでビデオゲームのようなスタッツを残すだけでなく、国際試合でも(同様の活躍を)やってのける。ニコラは歴代最高のビッグマンの1人として記憶されるだろう。それほどエリートな位置にいる。彼のようなセンターは滅多にいない。僕がキャリアで対戦してきたセンターではベストかもしれないね」
今季のヨキッチは平均31.2点、13.2リバウンド、9.8アシスト、1.8スティールでいずれもリーグトップ5入りしているだけでなく、フィールドゴール成功率55.4%、3ポイント成功率ではリーグトップの47.1%(平均2.2本成功)とさらに支配力を増している。
その存在感は、チームメイトたち以上に、相手チームの指揮官や選手たちが肌で感じているのかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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この試合、ナゲッツは今季新加入のウエストブルックがチームハイの21得点に10リバウンド、7アシスト、2ブロックと攻守で躍動。さらにニコラ・ヨキッチも19得点、18リバウンド、9アシストに3スティールと、トリプルダブル級の数字を残してチームを勝利に導いた。
今季のナゲッツは、36歳ながら無尽蔵のエナジーでチームを攻守両面で盛り立てるウエストブルックが先発した17試合で13勝4敗と、チームに好影響をもたらしている。だが、相手からすればやはり大黒柱ヨキッチの方が驚異であり、それはマーベリックスとしても同様のようだ。
ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)が「彼は世界最高の選手。我々は何かを取り除こうと試したが、彼は(試合中に調整して)パスを繰り出し、点も取ってしまうんだ」と語れば、この日ゲームハイの25得点を奪ったクレイ・トンプソンもこうコメントしていた。
「自分がこれまで対戦してきたなかでベストプレーヤーの1人。MVP3度受賞の男は、NBAでビデオゲームのようなスタッツを残すだけでなく、国際試合でも(同様の活躍を)やってのける。ニコラは歴代最高のビッグマンの1人として記憶されるだろう。それほどエリートな位置にいる。彼のようなセンターは滅多にいない。僕がキャリアで対戦してきたセンターではベストかもしれないね」
今季のヨキッチは平均31.2点、13.2リバウンド、9.8アシスト、1.8スティールでいずれもリーグトップ5入りしているだけでなく、フィールドゴール成功率55.4%、3ポイント成功率ではリーグトップの47.1%(平均2.2本成功)とさらに支配力を増している。
その存在感は、チームメイトたち以上に、相手チームの指揮官や選手たちが肌で感じているのかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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