現地時間１月17日（日本時間18日、日付は以下同）、オーランド・マジックのパオロ・バンケロのインタビュー記事が米メディア『Andscape』へ公開された。

　2022－23シーズンに平均20.0点、6.9リバウンド、3.7アシストを残して新人王に輝いたバンケロは、キャリア３年目の今季、平均29.0点、8.8リバウンド、5.6アシストの好スタートを切ったものの、右腹斜筋断裂のため昨年10月末に戦線離脱。

　長いリハビリと治療を経て今月10日のミルウォーキー・バックス戦で復帰し、早速34得点を奪うと、続く２戦でも20得点以上を奪取。マジックはバンケロに加えてフランツ・ヴァグナーも右腹斜筋断裂で欠く中、ジェイレン・サッグスやコール・アンソニーらの踏ん張りもあってイースタン・カンファレンスでプレーオフ進出圏内をキープし、17日にボストン・セルティックス戦を迎えた。

　バンケロにとって、セルティックスにはデューク大の先輩ジェイソン・テイタムがエースとして君臨しているほか、ジェイレン・ブラウン、クリスタプス・ポルジンギス、ドリュー・ホリデー、デリック・ホワイト、アル・ホーフォードら実力者を多数揃え、昨季は球団史上18度目のNBAチャンピオンに輝いた。
  　今季２連覇を目指しているセルティックスについて、バンケロはこう口にしていた。

「いつだってセルティックスとは対戦したいね。彼らは僕がNBA入りしてからずっとイーストのベストチームなんだ。この３年間、あのチームはほとんど（イーストの）第１シードになってきた。だからセルティックスと戦いたい。（優勝に）必要な要素が揃ったチームなんだ」

　現在10年連続でプレーオフに出場しているセルティックスは、2024年のリーグ制覇に加え、2023年はカンファレンス・ファイナル、2022年もイーストを制してNBAファイナルまで駆け上がった常勝チーム。

　今季マジックは12月23日のホームゲームでセルティックスを108－104で撃破。ただこの時はテイタム、バンケロ、ヴァグナーを欠き、互いにベストメンバーで戦うことができなかった。