Bリーグ『ALL-STAR GAME』が１月19日、千葉ジェッツの本拠地「LaLa arena TOKYO-BAY」で行なわれ、ジェッツの渡邊雄太や富樫勇樹を擁する「B.WHITE」が119-114で勝利した。初出場となった渡邊は16得点でチームに貢献。試合後には「楽しんでやれたかなと思います」と笑顔を見せた。

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「B.BLACK」ジョシュ・ホーキンソン（サンロッカーズ渋谷）、比江島慎（宇都宮ブレックス）、辻直人（群馬クレインサンダーズ）、川真田紘也（長崎ヴェルカ）、馬場雄大（同）

「B.WHITE」富樫勇樹（千葉ジェッツ）、渡邊雄太（同）、篠山竜青（川崎ブレイブサンダース）、吉井裕鷹（三遠ネオフェニックス）、ジェフ・ギブス（越谷アルファーズ）

　選手紹介では、篠山が千葉県の某テーマパークを思わせる曲、キャラクターのカチューシャとともに天井からブランコ風のゴンドラで降りてくる演出があったほか「B.BLACK」は人気ロックバンド「氣志團」の音楽とともに氣志團のトレードマークであるリーゼントのかつらで登場するなど試合前から会場を盛り上げた。

　試合は馬場から川真田へのアリウープで幕を開けた。「B.WHITE」は、前日の３ポイントコンテストで“盟友”比江島に惜しくも敗れた渡邊が前日の雪辱を果たすかのような積極的なディフェンスを比江島に仕掛け、直後には目の前で３ポイントシュートを沈めるなどアクセル全開の様子だった。

　その後は富樫が３ポイントシュートで続いたほか、富樫からのパスに渡邊がボースハンドダンクで応え、原修太がドライブからのレイアップを決めるなど、ジェッツの３選手が地元ファンを前に躍動。「B.BLACK」も負けじと食らいつき、第１Q終わり間際にはD.J・ニュービルがロゴスリーでブザービーターを沈めた。

　第２Qは「B.WHITE」がヤン・ジェミン（仙台89ERS）、田代直希（千葉ジェッツ）、須田侑太郎（シーホース三河）の連続３ポイント成功で再び主導権を握ると、渡邊がスティールからのダンク、３ポイントシュートを沈めた。残り３分弱でコートに戻った篠山が渡邊＆富樫から愛あるキラーパスを連続で受け、へとへとになる一幕もあった。

「B.BLACK」も前半12得点の川真田をはじめ、ニュービル、ドウェイン・エバンス（広島ドラゴンフライズ）、セバスチャン・サイズ（アルバルク東京）らがスコアを重ね、82-90と盛り返して最終第４Qに。一時３点差まで詰め寄るも吉井、ジャック・クーリー（琉球ゴールデンキングス）の連続得点で「B.WHITE」が勝利を飾った。

取材・文●谷健生（THE DIGEST編集部）

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