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NBA

河村勇輝、約3週間ぶりのGリーグでチーム最多20得点!延長戦の決勝アシストで勝利に導く<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.01.19

2025年初となるGリーグの試合に出場した河村。チーム最多20得点&決勝アシストで勝利に貢献した。(C)Getty Images

2025年初となるGリーグの試合に出場した河村。チーム最多20得点&決勝アシストで勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間1月18日、メンフィス・グリズリーズと2WAY契約を結ぶ河村勇輝が、傘下のGリーグチーム、メンフィス・ハッスルで今季9試合目に出場。敵地のテキサス・レジェンズ(ダラス・マーベリックス傘下)戦で先発し、チーム最多の20得点、1リバウンド、4アシスト、1スティールで延長戦の勝利に貢献した。

 昨年12月27日以来、約3週間ぶりのGリーグゲームとなった河村は、開始2分足らずで3ポイントを決めると、その直後にも2本目をヒット。第2クォーターには3本目の3ポイントに加えて、前半残り56秒には速攻からバスケットカウントのレイアップを決めて(フリースローは失敗)11得点、2アシストで前半を終えた。

 後半は第3クォーターにフリースローで4得点を重ねると、2点差で迎えた第4クォーターに本領発揮。残り10分からの1分間で3ポイント、ミドルジャンパー、ビハインド・ザ・バックパスのアシストと8得点を生み出し、チームを10点リードに導く。
 
 しかしその後、河村がベンチに下がった間にチームは反撃に遭い接戦に。残り3分に河村再投入後も流れは変わらず、逆転を許したハッスルだが、残り6.5秒にグリズリーズ本契約選手のGG・ジャクソンのフリースローで辛くも延長に持ち込む。

 7点先取制というGリーグ特別ルールの延長戦では、激しいディフェンスで相手のトラベリングを誘うと、ラスト1点の最終ポゼッションでボールを手にした河村はドライブから絶妙なアシストパスを通し、決勝点を演出。ハッスルは129-123で熱戦を制した。

 河村は34分の出場でチーム最多の20得点(フィールドゴール6/13、3ポイント4/9、フリースロー2/3※Gリーグのルールでフリースローは一度に試投1本で成功すれば2点)、1リバウンド、4アシスト、1スティールを記録。4ファウルと守備で苦しみながらも、Gリーグで2戦連続3度目の20得点超え、最後は決勝アシストと存在感を放った。

 ハッスルは次戦20日(日本時間21日)、敵地で再びレジェンズと対戦。NBAのグリズリーズも同日にホームでミネソタ・ティンバーウルブズ戦が行なわれる。河村がどちらのゲームに出場するか、そして活躍が見られるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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