ヒューストン・ロケッツの勢いが止まらない。現地時間1月22日(日本時間23日、日付は以下同)、25日と2試合続けてイースタン・カンファレンス首位のクリーブランド・キャバリアーズを撃破すると、27日にはアウェーで昨季王者のボストン・セルティックスにも勝利。この1週間でイースト2強から3勝をあげてみせたのだ。
特にセルティックスとの一戦は、劇的な幕切れだった。112-112のタイスコアで迎えた第4クォーター残り0.7秒、ロケッツのオフェンス。トップ・オブ・ザ・キーでボールを手にした21歳のアメン・トンプソンは、ドライブからの巧みなステップでジェイレン・ブラウンをかわし、決勝点となるフローターをヒット。自らの手で前年チャンピオンを葬ってみせた。
「僕にとって初めてのゲームウィナー。コビー(ブライアント)になった気分だよ」
試合後のヒーローインタビューでそう語ったトンプソンはこの日、決勝弾を含む33得点と大暴れ。さらにディロン・ブルックスがキャリアハイとなる10本の3ポイントを含む両軍最多の36得点を叩き出し、金星奪取の原動力となった。
この試合に勝利したことで、ロケッツは今季成績を31勝14敗(勝率68.9%)とし、ウエスタン・カンファレンス2位の座をがっちりキープ。2020年以降ポストシーズンの舞台から遠ざかっているが、今季5年ぶりの出場を果たすことはほぼ確実と言っていい。
前述したトンプソンやブルックスのほか、アルペレン・シェングンにジェイレン・グリーン、フレッド・ヴァンブリート、ジャバリ・スミスJr.、タリ・イーソン、キャム・ウィットモア、スティーブン・アダムズなど、若手とベテランが上手く融合したロスターは魅力十分。ここ最近は"大物食い"も目立つため、来たるプレーオフでもこの若武者軍団が旋風を巻き起こしそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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特にセルティックスとの一戦は、劇的な幕切れだった。112-112のタイスコアで迎えた第4クォーター残り0.7秒、ロケッツのオフェンス。トップ・オブ・ザ・キーでボールを手にした21歳のアメン・トンプソンは、ドライブからの巧みなステップでジェイレン・ブラウンをかわし、決勝点となるフローターをヒット。自らの手で前年チャンピオンを葬ってみせた。
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試合後のヒーローインタビューでそう語ったトンプソンはこの日、決勝弾を含む33得点と大暴れ。さらにディロン・ブルックスがキャリアハイとなる10本の3ポイントを含む両軍最多の36得点を叩き出し、金星奪取の原動力となった。
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前述したトンプソンやブルックスのほか、アルペレン・シェングンにジェイレン・グリーン、フレッド・ヴァンブリート、ジャバリ・スミスJr.、タリ・イーソン、キャム・ウィットモア、スティーブン・アダムズなど、若手とベテランが上手く融合したロスターは魅力十分。ここ最近は"大物食い"も目立つため、来たるプレーオフでもこの若武者軍団が旋風を巻き起こしそうだ。
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