現地時間1月30日、「NBAオールスターゲーム2025」のリザーブメンバーが発表された。
ウエスタン・カンファレンスからはアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)、アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)、ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)、ジェイレン・ウィリアムズ(オクラホマシティ・サンダー)の7選手が名を連ねた。
そのうち、ガードはエドワーズ、ハーデン、ウィリアムズ(ガード兼フォワード)で、フロントコートから4人が選出。毎年、オールスターは各カンファレンス12名、リーグ全体でも計24名しか選ばれない狭き門のため、今年も例年同様に"落選組"も注目を集めている。
ウエストではリーグ1位の平均14.5リバウンドを奪っているドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)や、ダラス・マーベリックスのカイリー・アービング、クリッパーズで自己最高のシーズンを送るノーマン・パウエルといった選手たちが筆頭だろう。
そしてフェニックス・サンズのエースガード、デビン・ブッカーもその1人と言っていい。チームは29日のウルブズ戦を113-121で落として連勝が3でストップし、30日時点でウエスト9位の24勝22敗(勝率52.2%)にとどまっている。
ウルブズ戦で28得点、8アシストの活躍を見せたブッカーは、今季ここまで41試合に出場して平均25.5点、4.0リバウンド、6.7アシスト、1.17スティールをマーク。
ウエストのガード陣で今季30得点超えを14回以上記録しているのは、オールスターでスターター選出されたシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー/28回)、エドワーズ(15回)、ブッカー(14回)の3選手しかいないが、涙を呑む形となった。
ウルブズ戦後の会見で、サンズのマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は28歳のシューティングガード(SG)の働きをこう称えていた。
「ブックはこのリーグで最高の2番(SG)の1人。スコアラー、プレーメーカー、リーダーとして今シーズンこなしていることを考えれば、我々の中で彼がオールスターなのは明白だ。
他チームのコーチ陣が彼のことをよく見て、今シーズンにやっていることをリスペクトしてくれているといいね。(多くの候補から選ぶことは)決して簡単なことではない。しかし、彼はリーグ全体でもベストプレーヤーの1人でもある。だから彼がオールスター入りしないなんてことは私には理解できないね」
オールスターのファン投票や選手投票、メディア投票は最終結果が公開されるものの、各球団のコーチによるリザーブ枠の投票結果は毎年詳細が明かされることはない。
ウエストのガードでリザーブ入りしたのは37勝9敗(勝率80.4%)で首位を走るサンダーのウィリアムズ、27勝20敗(勝率57.4%)で6位に立つクリッパーズのハーデン、27勝21敗(勝率56.3%)で7位にいるウルブズのエドワーズだった。
ブッカーとブーデンホルザーHCには悔いが残るかもしれないが、チーム成績が選考に影響したと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
NBAオールスター全出場選手が発表!ウェンバンヤマら6人が初選出、レブロンは史上最多21年連続出場に<DUNKSHOOT>
ウエスタン・カンファレンスからはアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)、アルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)、ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)、ジェイレン・ウィリアムズ(オクラホマシティ・サンダー)の7選手が名を連ねた。
そのうち、ガードはエドワーズ、ハーデン、ウィリアムズ(ガード兼フォワード)で、フロントコートから4人が選出。毎年、オールスターは各カンファレンス12名、リーグ全体でも計24名しか選ばれない狭き門のため、今年も例年同様に"落選組"も注目を集めている。
ウエストではリーグ1位の平均14.5リバウンドを奪っているドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)や、ダラス・マーベリックスのカイリー・アービング、クリッパーズで自己最高のシーズンを送るノーマン・パウエルといった選手たちが筆頭だろう。
そしてフェニックス・サンズのエースガード、デビン・ブッカーもその1人と言っていい。チームは29日のウルブズ戦を113-121で落として連勝が3でストップし、30日時点でウエスト9位の24勝22敗(勝率52.2%)にとどまっている。
ウルブズ戦で28得点、8アシストの活躍を見せたブッカーは、今季ここまで41試合に出場して平均25.5点、4.0リバウンド、6.7アシスト、1.17スティールをマーク。
ウエストのガード陣で今季30得点超えを14回以上記録しているのは、オールスターでスターター選出されたシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー/28回)、エドワーズ(15回)、ブッカー(14回)の3選手しかいないが、涙を呑む形となった。
ウルブズ戦後の会見で、サンズのマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は28歳のシューティングガード(SG)の働きをこう称えていた。
「ブックはこのリーグで最高の2番(SG)の1人。スコアラー、プレーメーカー、リーダーとして今シーズンこなしていることを考えれば、我々の中で彼がオールスターなのは明白だ。
他チームのコーチ陣が彼のことをよく見て、今シーズンにやっていることをリスペクトしてくれているといいね。(多くの候補から選ぶことは)決して簡単なことではない。しかし、彼はリーグ全体でもベストプレーヤーの1人でもある。だから彼がオールスター入りしないなんてことは私には理解できないね」
オールスターのファン投票や選手投票、メディア投票は最終結果が公開されるものの、各球団のコーチによるリザーブ枠の投票結果は毎年詳細が明かされることはない。
ウエストのガードでリザーブ入りしたのは37勝9敗(勝率80.4%)で首位を走るサンダーのウィリアムズ、27勝20敗(勝率57.4%)で6位に立つクリッパーズのハーデン、27勝21敗(勝率56.3%)で7位にいるウルブズのエドワーズだった。
ブッカーとブーデンホルザーHCには悔いが残るかもしれないが、チーム成績が選考に影響したと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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